3月28日(金) 7名
イマイチの天気予報で千葉を出た時には雨が降っていてテンションが上がらない。今日は生瀬富士は止めて、登りやすい月居山に変更しようか、観光か…と移動の車中であれこれ思案。道の駅「常陸大宮~かわプラザ~」で別車両の小川さんとタイミング良く合流。皆で相談の結果、雨も上がったので予定通りに生瀬富士登山に決定。
9:30に「袋田滝本町営第一駐車場」を出発。登山口から暫くはなだらかな道が続く。湿度 が高く汗が出てくる。足元のシュンランやスミレに励まされながら急登を1時間。最後の岩場を上った所が生瀬富士の山頂(406m)。白い景色から少し晴れて下界が見渡せた。そこからジャンダルムの異名を持つ断崖に向かう。雨の後なので慎重に岩の上を歩く。岩場の先端に記念撮影用の天使のプレートが数日前まではあったのに無くなってしまったそうでガッカリ。晴れていたら遠く日光連山、那須岳が見える筈だが、あいにくの天気で視界が悪い。記念撮影をして山頂に戻り小休止。小腹を満たして出発。長い急斜面を下り、上り返して「立神山」へ。アップダウンを繰り返して袋田の滝を見下ろせる「滝のぞき」へ。昼食を取り、「瀬川渡渉点」まで下る。水量が心配だったが、備え付けの長靴に履き替えなくても渡れた。滝見茶屋で小休止。月居前山の急登を頑張って登っていると可愛らしいコイワカガミが群生していた。登り切ったと思ったら、そこからは延々と続く階段を下る。途中、生瀬滝展望台で滝を見学し、また下る。袋田の滝に向かう吊り橋まで下ると「生瀬滝展望台まで約20分険しい階段が(473段)が続きます」の貼り紙が…一体何段下りて来たのかしら?
この周回コースは4時間余りだが、鎖やロープを使う岩場の急登、岩稜歩き、何度も繰り返すアップダウン、渡渉と変化に富んだ面白いコースだった。季節を変えてまた訪れたい。
「お疲れ様~!」頑張ったご褒美は民宿「隠れ里 庄乃家」のご主人のおもてなし~囲炉裏端での美味しいお料理と地酒でした。 (芳)