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日本山岳会 千葉支部

民宿マタエムへの旅

2月6、7日 晴れ 14人

主たる目的は、御宿の民宿マタエムでの舟盛り付きの夕餉です。地元でとれた海産物のオンパレードが楽しめます。船橋駅北口から貸切バスで、まずは鋸南町の水仙ツアーへと。江月水仙ロードをゆっくりとお昼を挟んで2時間半ほどのウォーキングです。ルートはずっと舗装路ながら道の両サイドに水仙が次から次へと。時おり、梅やら早めの桜が、そして、食用の菜の花畑が彩を添えてくれます。1時間ほどでルートの頂上と呼ばれる折り返し地点に到着。すると、丁度まさしく山間に富士山が! ちょっとばかり雲が掛かっていて惜しい感じ。少し先の陽だまりでお昼とします。寒い日ながらも日が当たると何とかなります。お腹を各々満たして違うルートで戻ります。こちらのルートの方が奥行きのある水仙の群生が見られました。出発した水仙ロード入口から更に保田の道の駅へ。元小学校で、宿泊もできる人気の施設です。お酒やお土産を購入しました。

いよいよ、お楽しみのマタエムへとバスで1時間以上。御宿の月の砂漠横を抜けて民宿街の中へ。ひときわ目を惹く建物が目指すマタエムです。玄関を入ると多くの吊るし雛がお出迎え。夕食まではまだ2時間弱。お風呂に入って、やはり我慢できずに食前ビールです。待ちに待った夕餉の会場へ集合します。大広間に14人分の席がデーンと準備されていました。そこに、注目の舟盛りが2人がかりで運ばれてきます。ひとつ、ふたつ・・・みっつと3台が登場して大騒ぎ。スマホで舟盛りとの写メが大人気でした。乾杯をして、夕餉の始まりです。蟹でもないのに、何だか静かな感じで皆さん黙々と箸を進めています。船盛が一段落したところにキンメの煮つけが追加です。食事が一段落したところで、もうひとつのイベントが。明日がリーダーの誕生日だということで、ささやかなケーキに年齢をカラチどったローソクが。ハッピィバースデイの唄が始まります。それなりに盛り上がりました。そして、2次会が23:00頃まで続くことに。

英気を養った次の日は、房州低名山の大塚山へ。南下して千倉へと向かいます。天気は良いけれど寒い感じです。麓の大聖院にお参りをしてから畑の横から登山道へ。初めの辺りは段差の大きな段差が続きます。登山口には頂上まで確か30分と記載?しかしながら、ゆっくり登っているとは言え、中間地点で20分以上かかっている。やがてついた分岐の先の奥の院への参道をこなし、頂上へは小一時間弱でした。奥の院周辺には、狛犬のほか、嶺岡山系産の蛇紋岩で造られたユニークな風神雷神像が鎮座していて、思いのほか立派な佇まい。奥の院の裏手の丘に「房州低名山」の標識が立っていました。日向を探しお昼となります。寒波到来の関係で日蔭だと寒く感じられる気温の低い日でした。下りは分岐から異なるルートへ。これがなかなかワイルドな感じで、倒木の多いこと。全員、緊張しながらなんとか無事にため池のある登山口に到着できました。やはり千葉県の低山は侮れないものが有ります。館山の枇杷倶楽部に立ち寄って、珍しく穴川付近の渋滞も無く船橋に戻れました。楽しい旅でした。㋔

 

この水仙の群生は見事               こちらも見事

 

可愛らしいケーキ                 ユニークな風雷神像

 

日向でお昼                    下山は倒木ばかリ

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