７月２４日（月）～２７日（木）　ほぼ晴れ　１名

ようやくのチャレンジである。確かここ３年ほど、天候不良で山小屋の予約をキャンセルしてばかり。何とも気がかりの宿題になっていました。早朝、上高地に向かい、１日目は槍沢ロッヂに。２日目は、南岳小屋へ。天狗池経由も考えたが、天気も良いので尾根歩きが良いかなと槍ヶ岳山荘経由に。ところが、この尾根歩きのアップダウンが予想以上で参りました。大喰岳から中岳、そしてようやくの南岳。小屋には何とか１５：００前に着きました。いよいよ明日は念願の大キレットに突入です。

思ったよりもぐっすりと眠れて、６：００に急下降からスタートします。ハシゴを２回経て最深部へと。さてさて、ヤセ尾根を過ぎて長谷川ピークに近付きます。少しばかり緊張！長谷川ピークはアレッという感じで到着するも、その後のルートが結構ヤバイ感じで慎重に進まざるを得ません。足が短い人は苦労しそうな感じ。何とかAコルに着き一本です。北穂高小屋までの登りに難所の飛騨泣きが待ち構えている。今まで以上の緊張感をもって、ゆっくりと登る。岩場が続き、問題の飛騨泣きに到着。後から来た若者に道を譲り様子見。何だか、簡単にクリアしていく！人工的な足場が設置されていて、且つ、鎖もあるので助かった感じでした。難所をクリアして北穂高小屋へと向かうが、これまでの疲れもあり、北穂高小屋のテラスが見えてからのこの最後の３０分ほどがきついこと、きついこと。着いたァ！早速の生ビール！が、しかし、振り返る槍ヶ岳の姿がガスの中とは！やがては、にわか雨でした。

翌朝は、晴れとなり、渡ってきた大キレット越しの槍ヶ岳がバッチリ。あんなところを通ってきたんだと感慨無量！涸沢までのルートを注意して下る。横尾山荘でラーメン。そう言えば、今回のお昼は全てラーメンでした。徳沢でソフトクリームを食し、上高地へ急ぐ。続々と来る沢渡行きのバスに乗り、駐車場へ戻り、湖畔の温泉でさっぱり。達成感が半端ない感じです。㋔

 

　　　　

偶然にも、リピート山中さんのミニコンサート　　　　　　　ライチョウの親子にも

　

やはり、それなりのコース　　　　　　　　　　　飛騨泣きは拍子抜け

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなところを歩いたのか？！