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日本山岳会 千葉支部

屋久島縦走 試練の後の絶景

7月22日~24日 (一時雨、快晴、晴れ) 4名

梅雨前線が停滞する中、屋久島入り。縦走1日目はヤクスギランドからハイキング者進入禁止の花之江河歩道に突入。数年前の台風の傷跡が残っていてスタートから廃道に近い登山道で、しかも途中の雨で20分ほどの停滞を余儀なくされる。多くのアップダウンを繰り返し、歩けど歩けどなかなか着かない。バックパックは重い。ようやく石塚避難小屋が見えて、皆一斉に「小屋だー!」と叫んだ。本当に辛い1日が終わった。

しかし、神様は試練の後にご褒美をくれました。2日目は雲一つない晴天の中を歩く。まずは、花之江河から宮之浦岳へゆっくりと稜線を進む。そして、頂上からこれから登るあこがれの永田岳の絶景に大感動。頂上にいたガイドの方もこれほどの天候・眺望は今月一番との発言があった。焼野三叉路に降り立ち、いよいよ永田岳を目指す。頂上手前で振り返れば、裏宮之浦岳の姿がクッキリと!本当にこれも見事な眺め!頂上に立ち、この上ない感動に浸りつつ鹿之沢避難小屋へと。

3日目はまたもや試練が!鹿ノ沢から永田までの永田歩道も廃道に近い感じで、何回もルート探しで停滞をする。想定外の藪こぎと、おまけにヒルとの戦いもあり、何とも印象に残る屋久島縦走登山となりました。 今回の縦走は、4人が4人とも自分を褒められるものだったと確信しています。 (京)

 宮之浦岳頂上にて 昨日の苦痛がうそのよう!

宮之浦岳から永田岳           永田岳から裏宮之浦岳          永田岳頂上

改修された鹿之沢小屋          翌日の朝は、いなかはまで子亀の孵化を見ることが出来ました

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