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日本山岳会 千葉支部

復興プロジェクトで整備された房州アルプスを歩く

5月4日(晴)6名
梨沢~鎌倉古道~大塚山~三浦三郎~保田見峠~無実山~房州アルプス登山口~梨沢

房総の山復興プロジェクトで登山道整備に取り組んだ房州アルプスを一周した。初級登山教室に参加している2名も交え、快晴の中すっかりと整備された登山道を気持ちよく歩くことができた。改めて登山道のありがたさを実感した次第。
以下は登山教室に参加したSさんのレポートである(松)

今年4月に日本山岳会千葉支部に会友として入会し、初めての本格的な山行の機会を得て今回参加を決断した。最初に地図を渡され現在地及び目的地・ルートの確認を行う。方位磁石を渡されたが使い方が分からない、地図とにらめっこ。教えてもらいながら大塚山の方位を確認する。先が思いやられる。標高を確認すると234m、甘く見ていたが山を登り始めると令和元年の台風15号の爪痕である倒木があちこちに散乱し、期せずして3月から4月にかけて山岳会の方々が行った登山道の整備の状況を確認しながらの登山となった。登山道の整備内容は主に倒木撤去(チェンソーでの切断)、足場作り、がけ崩れで消失した登山道の迂回路の整備等である。丁寧に補修された登山道を歩ける事に歩きながら感謝の気持ちでいっぱいになる。印象としては標高は低いが房州の山は危険がいっぱいである。狭い登山道と落ちたら最後登れそうにない急な崖、登山道も分かりにくく、土地勘が無いと迷いそうである。
70歳にして初めての本格的な山行、終わってみたら達成感が半端ない。満足感を与えてくれた参加者に感謝申し上げます。(斉)

5月晴れに恵まれた

砂崩れの道にはロープが設置された

千葉の山の特徴である細尾根を行く

房州アルプスの登山口にはルート変更の看板が設置された

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