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日本山岳会 千葉支部

初級登山教室を開校しました!

登山を楽しむための基本を会員、会友に勉強してもらうために初級登山教室を開校しました。
今月から6回のコース(机上と実技)で始めます。講師は支部役員が努めます。
第1回目の机上と実技の2日間のレポートを受講生の東さんに書いていただきました。(松)

4月22日(土)机上講習/受講生2名(東、小栗山)/スタッフ3名(松田、山口、小川)
栄えある千葉支部第1回初級登山教室に参加した。1日目は机上講習。場所は津田沼のヨシキスポーツ様のYYルームである。講師は支部長の松田さん。まずは、自己紹介から始まった。この自己紹介で和やかな雰囲気になり初参加の自分も落ち着くことができた。
次に、何故山に登るのか?魅力は何かを問われる。同じく講習生の小栗山さんと答えていった。自然回帰、景色がいい、歴史を学べるなど、各々思いつく限り言葉にしていった。大体出揃ったところで支部長がまとめる。改めて山登りの魅力は深いなと感じた。そして、千葉県警の昨年の山岳遭難事故のデータをもとに、遭難や事故の理由を見てみる。やはり、道迷いが一番多い。現在地の把握がいかに大切かを感じる。意外なのは、高齢者ではなく20から29歳の方が多いということである。年齢を過信するなかれということだろうか。最後に、肝に銘じることとして、山は人間にへつらってくれないことや計画の大切さ、そして基本を守ることなどをあげて頂き講習は終了した。この講習では基本が大事であること、帰宅までが登山であるという言葉が印象深かった。松田さん、ありがとうございました。

23日実技(房総キャニオン・小鋸山)/受講生3名(東、小栗山、斎藤/スタッフ2名(松田、三田)
2日目は実技として小鋸山へ。天気も快晴で登山日和であった。まずは白狐集落を抜けたウグイス橋手前の駐車場に集合。体操をし装備の説明をして頂いた。次に簡単な読図を行った。進行方向をコンパスで確認することはどの山でも行いたいと感じた。そして、登山開始。沢沿いの樹林帯を行く。道中見えるフジが美しかった。歩くことしばらく、樹林帯を抜けると突如目の前に広大な景色が広がった。房総キャニオンである。中途半端に採石し、放置されたこの場所はおよそ日本、いや千葉とは思えぬ光景が広がっていた。しばし休憩をとり小鋸山に向かう。すると今度はテーブルマウンテンが現れた。千葉には何でもあるなぁ、などと思いながら歩くと一変、岩場になった。注意しながら登るとすぐに小鋸山の頂に到着。狭いので落ちないように努めた。続いて、メンバーを二分し、自分は房総キレットから下山することになった。やっぱり千葉には何でもあるなぁ。しかし、この房総キレットは中々タフであった。岩場である上に、狭く切れ落ちているために油断すると滑落の危険がある道なのである。焦らないように歩き、キャニオンの奥に到着。キャニオンの最下層を経て、無事合流した。ここで昼食をとり、行きの沢沿いの道を折り返して下山した。

房総キャニオンとはいいネーミング

小鋸山へ

小鋸山の頂上で受講生3人組

新緑のなか気持ち良い登り

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