山行日/天気:12月6日(土)晴れ
晴天に恵まれた奥多摩駅、予定の「日原鍾乳洞」から多摩川沿いのウォーキングに変更して、10時20分に出発した。女子児童2名と大人11名の参加である。
歩きはじめて直ぐに、多摩川にかかる昭和橋を渡りながら、Kちゃんが「きれいだね〜、気持ちいい!」とつぶやいた。ただ元気印の甘えん坊と思っていた子が、青い空や紅葉や深い渓谷を見て、思わず出た言葉なのでしょう。グッときた。
第1ポイントの発電所から、いよいよ渓流沿いのまだまだ紅葉の残る数馬峡遊歩道に入る。するとRちゃんが「川の色が青くてきれい」と一言。確かに水の色が変わっていた。
冷えた空気が漸く温む頃、第2ポイントの白丸ダムに到着。暖かい日差しを浴びてお待ちかねお昼タイム。ダムでは魚道も見られて、ダムカードもゲットした。
鳩ノ巣渓谷に近づくと、チャートのでき方や渓谷のできた時代などミッキーこと三木さんの自然学講座が始まった。子どもたちが、ハンマーで岩を叩いてその堅さにビックリしたり、「しゅう曲した岩もあるから、見つけてごらん」「曲ってる」「断層だ」など楽しい会話が続いた。
13時30分、鳩ノ巣駅到着。思った以上に変化に富んだ楽しいコースで大満足。子どもたちの「ダムに行けて良かった」「水がきれいだった」の感想に、大人たちは、熊に出会わないで本当に良かった!と胸を撫で下ろしたのだった。(高橋)

