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日本山岳会 千葉支部

ハイグレードハイキング 西上州・立岩

11月17日(月)晴れ 2名
タイム:8:30立岩登山口→10:00立岩→11:20イヌムギ不動→12:10立岩登山口

なぜか「西上州のドロミテ」と言われる群馬・南牧村の岩峰「立岩」(たついわ)へ行った。前日は下仁田の山に登る予定だったが、雨のため「稲包山」と「鍬柄山」の登山口を確認しただけで民宿に宿泊した。

翌日は朝からよく晴れた登山日和。線ヶ滝の少し先の林道行き止まりに駐車する。最初はスギ植林地の九十九折りの歩きやすい登山道。登るにつれてやがて自然林になる。50分ほど登ると鎖やロープのあるガレ場。正面は岩壁で登れそうもないが、左に回り込んでバンド沿いに登る。鎖があるので危険ではないが高度感がある。ひと登りすると立岩のコルに出たので小休止。痩せ尾根を歩いて展望台へ出ると、足元は切れ落ちていて結構な眺め。登山道沿いにはベンチが何カ所もあるが、のんびりハイキングをする雰囲気の山ではないです。登山開始から90分で西立岩の山頂に到着。こちらからは荒船山は平らには見えない。この先も鎖の岩場が何カ所か出てきて、三点確保で慎重に登る。

下山路も急な場所が出てきて、威怒牟幾(イヌムギ)不動方面へ向かう。威怒牟幾不動の滝は大きくハングした滝裏に壊れかけた社が建っていた。そこから植林地帯を歩いて、登山口まで戻る。4時間も掛からない短時間のコースだったが、それなりにスリルがあり楽しい山歩きだった。(三)

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