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日本山岳会 千葉支部

尾瀬・至仏山 冬はもうすぐ

11月2日(日)晴れ 4名
11月文化の日も終わると尾瀬も閉鎖され、いよいよ冬が訪れる。そんなラスト間際を狙って至仏山へ登りに行った。

前日は、尾瀬・戸倉の民宿に泊まる。初めての宿だったが、食事も風呂もとても良かった。夕食は鹿肉の焼肉や地元の野菜など、朝食もしっかりした物で美味しかった。翌日も車を停めさせてくれる親切さ。リピート決定の宿になりました。

朝、戸倉駐車場のバス乗り場から乗り合いタクシーで鳩待峠まで。麓の方は紅葉真っ盛りだが、峠はすっかり落葉していた。鳩待峠には、真新しい星野リゾートのカフェが建っていた。

標高1590mの鳩待から1400mの尾瀬ヶ原入り口の山の鼻へ。スリップしないよう用心しても前日の雨で木道はツルツル。周囲は葉が落ちて明るい森をのんびり下る。山の鼻で休憩して、いよいよ登山開始。樹林帯の急登を1時間ほど登り振り返ると、尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見えてくる。コースタイム2.5時間だが、ついつい振り返り休憩しながら絶景に見惚れてしまう。森林限界を越えると蛇紋岩の岩場が続く。滑りやすいので、登り専用の一方通行ルートなのも納得。途中から木階段が出てきて、偽ピークに騙されながらもようやく山頂へ。山頂からは奈良俣ダム側の谷が紅葉真っ盛りできれいに見えた。風が冷たいので、山頂裏側で昼食にする。帰りは小至仏山を経由するコース。こちらも滑りやすい岩場で気を遣う。下山も意外に時間がかかり、2時間かけて鳩待峠に到着。乗り合いバスに乗って、戸倉まで戻った。(三)

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