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日本山岳会 千葉支部

山上も暑かった苗場山

7月27日(日)~7月28日(月)晴れ 3名

タイム:7:30小赤沢コース登山口→7:40四合目→9:00七合目→9:42九合目→10:20山頂(昼食)10:45下山開始→苗場山神社→13:35三合目登山口

今回は全て女性3名での山行となった。千葉からは車で出発した。連日35度以上の猛暑日が続く中での山行で少しでも涼しさを追い求めていたが、どこに行っても暑さから逃れることができなかった。前日、小赤沢集落の光栄荘に前泊する。入浴は、近くの楽養館の赤湯に浸かった。鉄の臭いが強いアルカリ性のお湯で、タオルまで赤く染めるほどだった。宿の方の心遣いで、明日の登山に向け精力を付けてもらおうと、熊鍋が振る舞われた。しかし私達は、熊の肉を口にすることはできなかった。

翌朝、宿から三合目登山口までは、曲がりくねった急坂をMさんが運転して下さった。三合目登山口ですでに標高1310m。四合目、五合目までは、やや急登、ぬかるみを注意しての登山道だった。五合目を過ぎた頃から鎖場、急坂が続く。登った道は必ず下らなければならず、不安になる。そして地上とほぼ変わらない暑さ。アブにひっきりなしに纏わりつかれ体力も奪われた。このアブ達は私達から離れず、下山するまで一緒だったようだ。結局九合目手前まで急登が続いき、登りきると待望の広い湿原と池塘が広がっていた。池塘の周りにはワタスゲが風に揺られ、思わず「かわいい」と叫んでしまった。木道をさらに進むと、キンコウカなどお花畑だった。しかし、そこから頂上までは大シラビソの林をぬけ、足元は大きな岩場やぬかるみが続き、気を許せなかった。九合目を過ぎると苗場山ヒュッテ。ここから頂上は間近だった。広い草原にある無数の池塘は素晴らしい光景だった。下山時、苗場山神社で参拝。三合目登山口に向かった。

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