9月6日(土)~7日(日) 晴れ 4名
出発2日前に突如台風直撃予報となり中止も考えたが、進路予測と天気図から行程を見直して何とか登山可能な案を導き出し、同行者に承認頂いて宿泊変更等出発前からバタバタと。出発当日の金曜日は台風豪雨の中を走行、長野辺りから晴れ間も見えたが妙高高原付近では再び雨で不安が募る中、豪雨を聞きながら就寝。
翌朝土曜日の早朝、山にはどんよりと黒い雲が掛かるも登山口到着時には青空が広がり始めた、台風一過の晴天登山になりそうだ。入山料を払って日差しを浴びながら登山開始は気持ち良い。快適に歩を進め、名物の12曲がりもすんなりと通過し、富士見平からは景色も楽しみながら美しい湿原の広がる高谷池ヒュッテに到着、のんびりと景色を楽しみながらモグモグ・タイム。
高谷池ヒュッテから暫くは湿原の景色を楽しみながら歩を進めるが、何だか徐々に足が重くなり、火打山の本格的な登りに差し掛かる頃には先頭との距離がどんどん開いていく。青空も美しく吹く風も爽やかだが足が上がらず、苦しみながらマイペースで火打山頂へ漸く到着、先行の3人に笑われながら記念写真。山頂からの景色は素晴らしい、日本海の青も印象的だった。下りも足は重く3人とはどんどん離れていくが、無理はせずマイペースで宿泊地の黒澤池ヒュッテに到着、有名なデザインのヒュッテに目を奪われる。
翌朝は4時半に朝食と早いので5時過ぎには小屋を出発、妙高山を目指す。前日の疲れも何とか回復したようで4人一緒に歩けるのが嬉しい、今日も晴天だ!長助池分岐で一休み、妙高山1km標記を確認するも、此処から恐怖の急登が続き1時間少々はずっと登り放し、その中で嬉しいのは1時間ずっと登りきれた事である、回復バンザイ!と叫びたくなる。
妙高山頂は北峰、南峰も360度の展望で見渡せる山々も素晴らしい。景色を堪能した後は長い道のりを淡々と、しかし景色も楽しみながら下山した。久々に長~く歩いた山旅だった。(今)