第37回全国支部懇談会が5月25日、平塚市で行われ、千葉支部からは4名が参加した。今回は、湘南平で岡野金次郎翁の記念すべき第1回碑前祭に合わせて神奈川支部が主催した。岡野金次郎は、小島烏水と共にウォルター・ウエストンの知己を得て、それが日本山岳会の設立につながった。平塚市は岡野が晩年を過ごした場所で、湘南平に顕彰碑が建立されている。今年は生誕150周年にあたり、岡野・小島両家の御子孫たちも参加し、JAC全国懇談会に合わせて、約150人が集まり盛大に碑前祭が行われた。今後は毎年、山岳祭として行われる。
碑前祭終了後は、会員による恒例の懇談会が平塚駅前のホテルで行われ、全国の支部から持ち寄られた地酒を酌み交わし、親睦を深めた。
翌26日の交流登山は、三浦アルプス縦走と鎌倉大仏ハイキングのグループに分かれ行われた。夏のような天気だったが、海風も気持ちよく自然たっぷりのコースを歩くことができた。2025年度の全国支部懇は来年10月に関西支部設立90周年に合わせて大阪で開催される。(三)