関東地区4支部懇談会(千葉・栃木・茨城・群馬)が11月3日(金)~4日(土)、栃木県の高原山の麓で行われました。会場は塩谷町の小学校校舎を改装した「星降る学校くまの木」という施設で、26名が出席、千葉支部からは7名が参加しました。ゲストに「山の編集長」こと萩原浩司会員、来賓に塩谷町の見形和久町長を招いて行われました。
記念講演は、地元の市川貴大さんによる「船村徹先生とふるさと高原山」という演題でした。故船村徹氏は、周知のように有名な歌謡曲の作曲家ですが、2008年に「山の日をつくろう」と新聞に寄稿し、それが祝日「山の日」誕生のきっかけになりました。塩谷町出身の船村氏は、高原山を大変愛されていたそうで、市川さんはすぐそばで山の日関連の資料などを作ることをおこなった方です。同時に高原山と山麓の里山整備・再生活動を精力的におこなっています。高原山山麓の市町村ネットワークづくりの話など興味深いお話でした。
続いて各支部からの活動報告後、市川さんたちが整備している学校裏山を全員で歩きました。散策路としてきれいに草刈りされ標識も付けられていました。夕刻からは、恒例の懇談会がおこなわれ和やかに杯を重ねました。栃木支部の細やかなもてなしを受け、とても楽しい懇談会でした。来年度は千葉支部が主催ですので、今から準備を進めていきたいと思います。(三)
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懇親山行 高原山(釈迦ヶ岳)
11月4日(土)晴れ 千葉支部参加者 3名
タイム:大間々台駐車場9:00→大入道分岐10:00→釈迦ヶ岳11:30→大間々台駐車場14:30
11月とは思えない暑い日。A隊は高原山登山。B隊は大間々台周辺トレッキングと2班に分かれて大間々台駐車場を出発。A隊は栃木支部の仲畠さんを先頭にゲストの萩原浩司さんを含む9名がテンポよく見晴らしコースを進む。栃木支部長が「遠くに見えるけど釈迦ヶ岳は近いんですよ!」と声をかけてくれる。紅葉は殆ど終わっていたが、時折裾野に錦絵が見えた。比較的なだらかな登山道を順調に山頂直下まで来たが、最後の急登は段差のある岩場をロープで攀じ登るハードなコースだった。見晴らしの良い山頂には真新しい鳥居と大己貴命(おおあなむちのみこと)の像が建っていた。笑顔で集合写真を撮影。昼食時に前に居た千葉から来たと言う若いカップルに千葉支部のPRを。帰路は落ち葉の積もる林間コースを通り、予定時刻に駐車場に戻った。気配り溢れる温かなおもてなしを頂いた栃木支部の皆さん、本当にありがとうございました。(芳)