9月16日(土) 曇りのち雨 3名
御岳駅から大岳山を経由して奥多摩駅に下る私の好きなルートの1つ。御嶽駅で集合してバス、ケーブルを乗り継ぎ、奥の院への分岐鳥居前で準備体操、ここからは本格的登山道へ。まずは順調に急登の先の奥の院峰へ、暑さも加わり汗だく。9月半ばなのにまるで真夏の山。暑さを振り切るように黙々と鍋割山を経由して大岳山に向かう。山頂直下の急登を汗だくでこなして山頂着。登頂を喜び合いランチタイム、残念ながら山頂付近は白1色で展望は全くないが感動はある。
山頂から鋸山へ向け荒れた急坂を下ると見慣れない分岐に大きな木枝で通行止め?地図で確認すると1つ隣の尾根を下る痛恨のルートミス! 枝閉鎖のルートを進めば時間ロス無く鋸山ルートに合流するのだが、わざわざ枝封鎖するには理由があるはず。ここは労力を惜しまず急登を引き返し30分ロスと疲労を受け入れた、リスク回避の正解と信じる。山頂直下に戻り、再度地図確認すると少しトラバースすれば山頂に戻らずにルート合流、私が先行確認して鋸尾根ルートに戻る。ここで下山予定時刻を17時と見積り、明るい内に下山可能と判断。急登を上り下りした疲労と落胆が加わってかペースがガクっと落ちるが、適度に休息を取りながら鋸山への最後の急坂を登りきる。休憩を十分とりこの先の岩場交じりのルートを慎重に進み始めると雨が…。暫く樹林帯で雨をしのげるが降り止む様子も無く本降りの予感にて雨具を着込む。雨の中濡れて滑り易い木根、岩に注意しながら慎重に下山。厳しい箇所には最近ハシゴが追加されたようで、この様な状況の時は嬉しい。ペースを落としながらも雨でぬかるんだ登山道を順調に下り17時40分に愛宕神社駐車場着。雨と疲れでここからアスファルトの車道林道を下り奥多摩駅へ。何とか明るいうちに無事到着出来て嬉しかった。歩いたー!という充実感が気持ち良かったが、参加者には余計な疲労を味あわせてしまったことは大いに反省しなければならない。(今)