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日本山岳会 千葉支部

ハイマツの南限・光岳へ(下見)

9月11日~13日 晴れ、本当に一時的な雷雨 1名

5、6年前に聖岳に登った時から何となく気持ちの片隅にあった光岳へ。幸いなことに、数年前から途中の面平に開設されたキャンプ場が今年からツアー以外の個人にも開放されたのですぐに予約しました。登山口の易老渡から2時間ほど。駐車場の芝沢ゲートから易老渡まで1時間ちょっとの林道歩きが加わるので、直接光岳に登頂するのはなかなかきついものが・・・前室付きの3人用テントが10張りで、携帯トイレブースが2つ。この団体の理事が、明日、上の方の登山道わきに携帯トイレブースを設営のためにこのキャンプ場へと来る予定。しかしながら、3時頃から急な雷雨であまり話もできませんでした。

翌日は、好天に恵まれ易老岳まで3時間余りの登り。途中の三角点ピークの手前に携帯トイレブースが設営中でした。易老岳まで登れば光岳小屋までは2時間ちょっと。頑張って登ったのだが、易老岳の標識が見当たらず。少しすると、理事の方が現われてこちらですと案内してくれた。この先の三吉平近くにももうひとつ設営するとか。易老岳分岐からはゆったりとした300mほどの下り。三吉平の少し先にもう一つのトイレブースが。すると、その完成をお祝いするかのようにオコジョが現われ、ブースのまわりをかなり長いことチョロチョロと。まるで撮影しようと構える我々をからかうように。しかしながら、好奇心いっぱいでこちらを見るその姿は本当に可愛い。理事の方と別れ、ガレ場をクリアして静高平の水場へ。イザルケ岳に行くも展望なし。もう光岳小屋は近い。2時前に到着し、チェックイン。新しい女性小屋番は評判通り明るくて好印象。聞けば、簡単な夕食と朝食が用意されているとのことなので、折角なのでお願いする。やはり、今日中に頂上とその先のテカリ石へ。眺望は無いが、それなりの達成感はある感じ。戻り、すぐに缶ビールをお願いする。17:30からの夕食はレトルトカレーだが、何かひと手間加えているようでかなりの美味。ツアーの方たちも一緒で消灯まで歓談。

3日目も予報通りの好天。ご来光も期待できそう。朝食を少しばかり遅らせてもらい、期待しつつ明るくなる東の空を眺める。やがて、富士山の北側5合目辺りから綺麗なご来光が・・・素晴らしい!これを見られただけでも・・・朝食は簡単な和食だが、みそ汁がうれしいし白米も美味しいものでした。元気をもらい、再訪を約束して下山開始。易老岳までの登り返しが気掛かりだったが、無事にクリアして易老渡までの急な下りへ突入。易老渡では2時間も前に下山を開始したツアーの皆さんが休憩していました。芝沢ゲートに戻り、お世話になった理事の方にお礼を言って、下栗の里経由で千葉県に戻りました。㋔

 

快適な面平のキャンプ場               途中からの光岳

 

可愛いオコジョ                   素晴らしいご来光

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