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日本山岳会 千葉支部

北鎌尾根を登る

8月29日~31日(晴れ)3人
コースタイム:29日、上高地5:15→横尾7:50→大曲10:50→水俣乗越12:30→北鎌沢出合14:30→北鎌のコル17:50(泊)
30日、北鎌のコル5:47→独標8:00→槍ヶ岳13:15→大喰岳14:35→南岳小屋テント場16:35(泊)
31日、南岳小屋6:50→天狗池8:30→ババ平10:00→横尾11:35→上高地14:10

国内最難関ルートと呼ばれている槍ヶ岳北鎌尾根ルートにチャレンジしてきました。たぶん一生行けないと思っていたバリエーションコースでしたが、踏破できたのは何よりもベテランクライマーH女史のリーダーシップと、私より50も年下の高校生K君が歩荷してくれたおかげです。

最高の天気に恵まれた

ゴールの槍ヶ岳が遠い

残置を使って懸垂下降する

北鎌尾根はペンキマークも何もないのだから、うっすらと残った踏み跡を探して歩くのだが、それが正しいかどうかさえ分からない。滑落したらまず命はないような場所ばかり。歩き通すのには、とにかく十分な体力とルートファインディング力、それとクライミング力。自分に足りないものがよく分かった今回の山行でした。チムニーを抜けて槍の穂先の祠の裏から登頂した時の感激は一生忘れられないと思う。山頂にて3人でがっちり握手、居合わせた人たちからの祝福と賞賛が照れ臭いような誇らしいような、そんな気持ちだった。それにしても、高校生でこんな難ルートを登ってしまうK君、どこまで成長するんでしょうか。(三)

やりとげました

南岳から天狗池を経由して下山

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