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日本山岳会 千葉支部

遠い遠い・・・ペテガリ岳

8月5日(土)~7日(月) 曇り一時雨 5名

北海道で一番遠いと言われる200名山ペテガリ岳にチャレンジです。新冠町の宿を出て食料ほかを買い込んでまずは神居山荘に向かいます。集落から小一時間も林道を走る。このアクセスからして尋常ではない感じです。着いた駐車場は、工事の関係で新たに設けられていた様子。工事現場の重機の間を縫って沢筋に突入する。間伐作業もしているようで、切り倒された木が邪魔をする。この先の乗越しまでの沢登りがきついものでした。予想以上に時間が掛かってしまい、泥濘の下りと沢下りを経て何とか林道取付きに。ここから4kmで小屋に着くはずです。そして、16:30に何とか到着。4時間半ほどのコースに6時間も掛かってしまいました。

早めに寝て、登山当日は3:00にスタート。暗い中を沢筋から登山道に。途中からやや明るくなるも、何だか登山道がはっきりしない笹薮の連続。かき分けかき分け、何とか1050m地点に到着。さてさて、これからはアップダウンの繰り返しで1301mの展望台まで。そして、一度下ってから、500m弱の急登が待ち構えている。ここも笹とハイマツの藪漕ぎが続きます。這う這うの体で着いた頂上はガス、そして強風。すぐに下山開始。展望台からのアップダウンを何とかこなして山荘に16:00過ぎに到着。疲れ果てました。

戻りはフライトの関係も有り、早めの3:30に山荘を後にする。気がかりだった泥濘の登りを死ぬ思いでクリアし、乗越しへ着いて一安心。往きよりは時間が掛からないで済みそう。しかしながら、沢筋の登山道は油断がならないので慎重に進むことに。そして、ようやく駐車場に着いた時の気持ちと言ったら何とも言いようがない。「よく戻れました!」集落に帰りつき、食べた温そばの美味かったこと。

本当に、本当に、遠い、遠い山でした。㋔

 登山道の半分がこんな感じ 

 頂上はガスと強風でした

 林道取付きで大休憩  

 

すぐに徒渉が2回ほど              沢筋を戻ります

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