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日本山岳会 千葉支部

晴香園の子どもたち 鵜原で大はしゃぎ

6月24日(土) 晴れ
参加者:三木、今井、鈴木、高橋、中田(5名)

コロナ禍の影響で2020年1月の弘法山ハイキングを最後に中断していた児童養護施設「晴香園マウンテンクラブ」との交流事業が3年ぶりに復活。再開1回目が勝浦市の「鵜原理想郷ハイキングコース」であり、5人の子どもたちが楽しんだ。6年女児「ここな」を隊長に5年男児「ひかる」が副隊長、4年女児「みわ」「ゆずく」、男児「こうき」が参加した。

朝6時に朝食してきたとあって、鵜原駅に到着した10時には「ねえ、ミッキー、どこでご飯にするの」…。それでも海が見えてくると俄然元気いっぱい。
入り込んだリアス海岸は三浦層と呼ばれ、三浦半島と続いている鉄を含んだ古い地層の縞模様が見える場所があり、磁石で砂鉄を集め、ビニール袋にいれると「学校の友達に見せる」と話していた。

コースは登ったり、下ったり。太平洋の大海原が見える丘でお待ちかねの昼食タイム。空にはトンビが旋回し、「見て―、鳥がいるよ」。

海岸が近くなると、中田さんが「海に入りませんか」と提案。これには子供たちが大喜び。「膝まで」の約束だったものの、ざぶーんと押し寄せる波に全身びっしょり。10分、20分、30分と時間を忘れて楽しんだ。「たぶん、海を見たのも、海に入って遊んだのも初めてです」の引率の先生の言葉が耳に残った。(雄三)

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