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日本山岳会 千葉支部

自然学クラブ第19回:三舟山 河岸段丘とケスタ

 2023年5月13日(土) 曇り 11人

 三舟山巡検は、河岸段丘とケスタ地形がテーマ。君津駅で下車し、三舟山に向かい途中に小糸川が流れている。川の流れと山の途中をよく見ると、段々畑のような段差が手前から奥にかけてあり、これが河岸段丘だ。
山へと向かう道が段丘ならば、上流から流れた痕跡があるはずだ。
巡検では段丘の崖を注意深く観察。その結果、火山灰の関東ロームの下の地層でたくさんの小石の層を見つけ、礫層だったことで間違いなく三舟山に登る小道が段丘だと確信した=写真①
山頂からの眺めは素晴らしく=写真②=、駅や市役所のある所が沖積低地。鹿野山へと続く「ゆるく上ってはドンと落ちる」地形が連続する地形が「ケスタ地形」ということをウグイス、ホトトギスの鳴き声を聴きながら学んだ。

  

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