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日本山岳会 千葉支部

自然学・第12回巡検 高尾山は奇跡の山

2022年4月2日(土) 晴れ 参加者:11名

1億年前の白亜紀、高尾山はまだユーラシア大陸東端の大陸棚だった。造山運動で大陸から分離、日本海が出来ると徐々に隆起して山になった。地層は「小仏層」と呼ばれ、ほぼ垂直に傾いている。「一木一草たりとも伐採を禁ずる」との山岳宗教の教えで自然は守られた。春に日影沢林道を歩くとダンコウバイ、ニリンソウの可愛い花がお出迎え。珍しいタゴガエルの鳴き声も聞こえてきた。尾根の南斜面は常緑樹のシイ・カシ類、北斜面はブナの落葉樹と生息分布の違いも興味深い。(雄三)

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