千葉支部のご紹介
千葉支部は2007年6月24日に日本山岳会の28番目の支部(現在33支部)として発足しました。会員の他に、将来の会員を目指すための会友制度があり、会員と会友を合わせ約140名が登山を通じた倶楽部ライフを楽しんでいます。
千葉県の最高峰は房総半島の南房総市にある愛宕山です。高さは408メートルと東京スカイツリーより低く、また房総の山なみは東京タワーと肩を並べる程度ですが、一歩足を踏み入れると、標高が低いがゆえに(a)自分の位置がわからない(b)見通しがきかない(c)複雑な地形…と、地図読みの力が試されます。そのようなホームグランドをフィールドとして、会員の山旅は⓵房総半島の背骨を歩く分水嶺踏査100km(2009〜2013)⓶東京湾から太平洋をつなぐ郡界尾根踏査70km(2014〜2018)の2大プロジェクトへとつながり、低山の概念を覆すような特異な植生と地形、縦横無尽に走る複雑な尾根道を明らかにしてきました。
その間も、会員の山旅は北海道から屋久島、海外はネパール、ヨーロッパ、カムチャッカ、台湾、キルギス等の山々へと広がり、大いに倶楽部ライフを満喫しています。
また、同好会としてウオーキング、自然学、スケッチアート、写真、沢登りがあり、登山がもつ幅広い文化を享受しながら自己研鑽を続けています。さらに、本年6月には鋸南町の里山に古民家(呼称:房総Base)を借り上げ、登山、講習会の基地として、また会員、会友、他支部の方々が親睦を深められる場としての拠点を創りました。
房総Baseの空間であれやこれやと夢を語り合うのは楽しいもんです。この房総Baseで生まれる夢と固い絆が新たな倶楽部ライフの扉を開けてくれるのを期待しています。
まずは、千葉支部の扉をノックしてください。
千葉支部 支部長 松田宏也
事務局長 三田 博
連絡先メール:cib@jac.or.jp