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日本山岳会 千葉支部

自然学巡検 岩殿山と富士山溶岩

3月21日(日) 晴れ (10名)
タイム:大月駅10:50―丸山公園11:10―山頂(昼食)12:00―鬼の岩屋13:30―象の鼻14:15―大月駅15:15

甲府方面へと向かう下り列車が大月駅に到着すると、右の車窓に見える鉄カブトのような山が岩殿山だ。岩殿山は700万年前に丹沢が関東山地と衝突、更に100万年前に伊豆半島が丹沢に衝突すると浅い海が隆起して誕生した山だ。そのため、登山道のいたる所の山の斜面で砂利石(礫)を含んだ泥岩、砂岩の層を観察できる。これがぽろぽろと壊れやすいのか登山道全般がずりずりと滑りやすく歩くのに気を使う。

昨年12月に6年ぶりに再開通した強瀬ルートは、旧ルートの途中からぐるりと山を回り込むように鉄板の歩道が作られ山頂へと向かう。「鏡岩」や「かぶと岩」と呼ばれる大きな岩壁にも東丹沢などで見られるものと同じように風化して玉ねぎのようになったものがあった。余談だが、この山は戦国時代の要害でもあり、山頂付近には本丸跡などの山城跡が残る。途中の丸山公園や山頂からは富士山や大月の町の河岸段丘も見られて気持ちが良い。

下山は畑倉登山道を使い桂川の河原近くまで下りる。ここでは8500年前に富士山から30㎞近く流れてきたという溶岩を観察。「像が鼻」と呼ばれる観察ポイントは、まるで鼻を伸ばした横顔のような造形で、柱状節理なども見ることができた。要所で三木さんのレクチャーを聞きながらの楽しい山行となった。桜には少し早かったがまんさくやハクモクレンの大木が満開で春らしい暖かな一日であった。(宗) 

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