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日本山岳会 埼玉支部

2026年7月山行「ウエルカムto山研~蝶ヶ岳」報告

2026年7月山行「ウエルカムto山研~蝶ヶ岳」報告

山行報告(pdf版)はこちら → 山行報告

日程:7月4日(土)~6日(月)

場所:上高地山岳研究所、蝶ヶ岳(2,677m)

宿泊:日本山岳会上高地山岳研究所、蝶ヶ岳ヒュッテ

天候:7/4 曇り ~ 7/5 曇りのち(山頂付近で)雨 ~ 7/6 雨時々曇り

参加者:CL稲越洋一、SL根本忠一、林信行、田中利昌、加藤洋三(東京支部;山研宿泊のみ)

行程:7/4 15:00河童橋(集合)→15:15山研着

7/5 06:00山研出発→(梓川右岸遊歩道)→07:00明神→08:10徳澤園→12:30長塀山→13:50蝶ヶ岳山頂→14:00蝶ヶ岳ヒュッテ泊 (8時間 12.7km)

7/6 06:30蝶ヶ岳ヒュッテ→08:30槍見休憩地→9:50横尾山荘→11:00徳澤園→12:30明神→(梓川右岸遊歩道)→13:50河童橋(解散) (7時間20分 12.0km)

【概要】

一日目:参加者はそれぞれのルートで河童橋に集合、東京支部の加藤氏も合流し山研に向かった。管理人は望月様、一通りのオリエンテーションを受けたあと、山研の歴史や現在の活動状況を伺い、北アルプスの要衝上高地にあることの存在価値を学ぶことが出来た。現実的な話として上高地のホテルの料金は高く(帝国ホテルで5万円、他のホテルでも二万円前後)、それに比べ山研はご飯・味噌汁を追加しても山岳会会員料金で6,500円は割安である。こじんまりして、森の中の落ち着いた雰囲気の中で泊まれるのはとても魅力的に感じた。

二日目:予想した雨は避けられ、曇り空の下、山行はスタートした。幽玄な美しさを誇る岳沢湿原を抜け、木漏れ日の梓川右岸を進む。振り返って見た焼岳は山頂に雲を懐きながらもこの時点では天気が良く火山特有の姿を見せてくれた。明神橋から見た明神岳も勇壮な全容を見せてくれていた。

この先は梓川左岸を進み徳澤園から徳澤ルート(長塀尾根)で森に包まれた稜線を歩き、長塀山を越えて蝶ヶ岳山頂を目指した。長塀山を越えると緩やかな尾根道になり、初夏の草花が私たちを迎えてくれた。

真っ先に迎えてくれたのは蝶ヶ岳を代表するキヌガサソウ、それからイワカガミやゴゼンタチバナ、シナノキンバイ、サクラソウ、ベニバナイチヤクソウ、ヨツバヒヨドリなどの色鮮やかな花々の初めて見る群生に心を奪われた。森林限界を越え、蝶ヶ岳山頂が見えてきた頃に雨が少しずつ降り出した。カッパに着替え冷たい風の吹くハイマツの稜線を歩き蝶ヶ岳山頂にたどり着いた。それから山頂直下の蝶ヶ岳ヒュッテに到着したのは14時であった。その頃には雨が強めになってきたが、他の登山客がヒュッテの前で雷鳥の親子を見たと興奮して話しかけてきた。

三日目:朝から雨であったが吹きさらしの稜線を急ぎ分岐から森の中の横尾ルートを下った。途中ギンリョウソウを見ることが出来た。横尾まで時間は3時間強ではあるが標高差1,100mの下りは高山に慣れていない自分にはきつかった。足が張ってきたが、稲越リーダーの的確な指示で塩ジェル、ツムラ68番、アミノサプリなどを摂り、大事に至ることなく横尾まで降りることが出来た。

日頃のトレーニングの大切さを思い知らされたがこうした対応のできる先輩方に正直舌を巻いた。もし私のレベルで単独行であれば対応できなかったと思う。

徳澤園まで来たところで昼食にありついた。徳澤園のカレーの美味しかったことは忘れられない思い出になった。明神からの帰りも梓川右岸の遊歩道を伝い河童橋に全員無事に到着した。その後全員で東京医大上高地診療所を訪れ、埼玉支部会員でふれあい登山でお世話になっている金子宏先生にご挨拶に伺った。金子ご夫妻の温かい歓待を受け、美味しいコーヒーとお菓子をいただき疲れをとることが出来た。それから銘々がそれぞれのルートで帰路に就いた。 (SL根本 記)

日本山岳会本部

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