2026年5月支部山行【剣山・石鎚山】報告
山行報告(pdf版)はこちら → 山行報告
1.日程:5月22日(金)~5月24日(日) 2泊3日
2.場所:剣山1,955m 石鎚山1,982m
3.参加者:平本美恵子 小林栄子 田中利昌 磯崎佳奈 宮崎則子 間仁田隆一 行方真由美 CL朝井紀久子 SL稲越洋一 SL町田美春
4.行程
<5/22:剣山登山>7:00 JR徳島駅集合 レンタカーで剣山登山口見ノ越駐車場へ移動11:00見ノ越P→11:30リフト西島駅→11:50刀掛の松→12:15剣山本宮→12:30剣山山頂→頂上ヒュッテ(昼食)13:15→13:38リフト西島駅→見ノ越P→祖谷の蔓橋→民宿【家曽敷泊】
<5/23:観光>石鎚山荒天(風雨強い)により観光に変更 松山城~しまなみ海道・大山祇(オオヤマヅミ)神社参拝【石鎚京屋観光旅館泊】
<5/24:石鎚山登山>7:37 RW下谷駅→7:45 RW山頂駅→8:15石鎚神社中宮成就社→八丁坂鞍部→9:22試しの鎖→10:29一の鎖→10:50二の鎖元小屋11:05→11:40石鎚山山頂12:00→二の鎖元小屋→13:27八丁坂鞍部→14:00石鎚神社中宮成就社→14:40 RW山頂駅→RW下谷駅
【山行概要】
《1日目》参加者それぞれが高速バスや電車、飛行機等の交通機関でJR徳島駅に、朝7時集合。駅前は朝の通勤ラッシュで混雑していた。天気は快晴で気温も高め。皆さん四国まで遠征し意気軒高である。代表者3名がタクシーに乗り、予約しておいたレンタカーを受け取りに行く。駅前のロータリーは車が多く、長時間の停車はできないためレンタカーが到着すると2台に分かれ、荷物を早々に積み込み剣山を目指し出発する。2時間半ほどで見ノ越駐車場へ到着。街中とは違い霧に覆われ肌寒い。
身支度を整え濃霧の中、見事なシャクナゲを眺めながらリフトで山頂駅へ。雲はあるものの眺望はまずまず。出発前の写真を撮り歩き始める。15分程で刀掛の松に到着。青空も出てきて汗ばみ始めた衣服を調整、水分摂取を行う。山道はよく整備されており歩きやすい。程なくして剣山本宮へ到着。安全登山を祈願し本宮脇の木道階段を登っていくと、なだらかな笹原が広がっており大パノラマの絶景が待っている!?筈であった。が、展望デッキは視界ゼロ。頂上ヒュッテでトイレ休憩を済ませ木道を更に進むと直ぐに山頂へ到着。残念ながら何も見えない。楽しみにしていた次郎笈は真っ白な霧の中。各々が心の目で絶景を楽しんだであろう。一等三角点は土俵の様に囲われており信仰の山であることを実感させられる。登頂の写真を撮った後、頂上ヒュッテへ戻り昼食後、早々に下山を開始し駐車場へと向かった。一日目宿泊の民宿へ行く前に祖谷の蔓(かずら)橋へ寄る事とし、シラクチカズラで作られた珍しい橋を、揺られながら恐る恐る渡ったが楽しい体験だった。
民宿【家曽敷】は築250年の古民家を改築し趣のある民宿であった。五右衛門風呂を楽しみにしていたが、時間の関係で入れなかったのが残念でならない。しかし、高齢ながらオーナー夫妻の細やかなおもてなしと地場の食材による心こもった食事は、大好評であった。
《2日目》天気予報によると石鎚山の天気は悪く風も強いということでリーダーの判断で石鎚山登山は最終日に期待することとなった。家曽敷での朝食を堪能し食後のコーヒーでまったりとした時間を過ごした。もう少しゆっくりしたかったのだが、移動時間が長いため後ろ髪を引かれる思いで民宿を後にした。朝は雨模様であったが愛媛県へ移動した頃には、青空で気温は高く暑い。まずは現存十二天守のひとつである松山城を見学した。その後はしまなみ海道へと車を走らせ、大三島に御鎮座する大山祇(オオヤマヅミ)神社を参拝。大山祇神社は日本総鎮守とも称される格式高い神社であり山の神様でもあることから、石鎚山へ無事に登頂できるよう祈願した。参拝後西条市へ移動し、石鎚京屋観光旅館へ宿泊。
《3日目》朝方は曇りで小雨が降っていたが、旅館を出発する頃には日差しも出てきて、皆の顔に笑みがこぼれる。RW下谷駅から始発に乗り山頂駅へ、そこで、お決まりの写真撮影をして出発。樹林帯を30分程歩くと石鎚神社中宮成就社へ到着。石鎚山登山の安全祈願を済ませ山門をくぐると約1km程下り八丁坂鞍部に辿り着く。そこからいよいよ急登が始まるが、原生林の樹林帯を登っていくと樹木の間から差し込む木漏れ日が美しく心が癒され、新緑のブナ林に心が落ち着く。
そうこうしているうちに「試しの鎖」に到着。ほぼ垂直に近い岩場に大きな輪の付いた鎖が2本あり、ここを登るのかと気合を入れ「絶対に手を離さない!」と心で唱えながら鎖を掴む。上り48mそして下り19m、先行者のルートファインディングで全員無事に「試しの鎖」をクリアする。2名はこの鎖場をパスし迂回路へ。そこからまた樹林帯を進む。ミツバツツジが満開に咲き誇り暑さと疲れが吹き飛ぶ。続いて「一の鎖」へ。「試しの鎖」よりは少し短い。それでもほぼ垂直に近い鎖付きの岩場となると心臓の鼓動が高まる。2本の鎖の輪の大きさが左右で違うため足の掛け方に悩みながら登りきる。ここは、先ほど迂回路を選択した2名も加わり全員登ることができた。「二の鎖」手前の元小屋でトイレ休憩と腹ごしらえをする。「二の鎖」の岩場は濡れており回避するが、迂回路の通路や階段も谷側は切れ落ちており、中々スリルがある。程なくして「三の鎖」に到着。そこから石鎚神社頂上社は見えるが、周りの景色は雲の中に隠れてしまっている。勇士3名が「三の鎖」へ挑み他は迂回路で先に山頂へ到着する。剣山同様、山頂からの眺望はゼロ、天狗岳の雄姿ももちろん望めず残念である。「三の鎖」へ挑んだ3名と合流し写真撮影をして早々に下山を開始する。石鎚神社中宮成就社で無事下山できたことを報告し帰路に着く。
四国の百名山2座、松山観光、民宿【家曽敷】等、盛り沢山な内容に満足した山行であった。(文責 町田美春)









