2026年1月 支部山行 雪山初級「縞枯山、北横岳」 報告
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*日 程:2026年1月17日(土)~18日(日) 1泊2日
*場 所:縞枯山(2,403m)、 北横岳(2,472m)※北横岳は登頂できず
*参加者:松尾渡、田中利昌、塚越和子、行方真由美、宮崎則子、那須朋美(※2日目のみ)、朝井紀久子(SL) 、飯塚雅信(CL) 計8名
*天 候:晴れ。気温 -2℃。微風。
*行 程: 5名は電車で茅野駅、9:40発バスで北八ヶ岳RW。車は同所Pに停車。皆で集合後に10:32RW乗車し、山頂駅の無料休憩所にて昼食してから出発。(※那須さんは2日目に連絡をとりながら縞枯山荘~天池峠間で合流)
1/17(土) 12:35山頂駅発 → 13:45縞枯山 → 14:30茶臼山 → 15:15大石峠 →15:30麦草ヒュッテ着、宿泊
1/18(日) 6:30朝食、7:30ヒュッテ発 → 9:10雨池(コース検討、池渡り、休憩)9:45 →10:50雨池峠 → 11:20坪庭の周回11:50 → 11:55RW山頂駅(休憩所で昼食、RW乗車)→ 13:50山麓駅 ※電車組と車組別れる。
電車組は14:55バス発 → 15:47茅野駅着。電車で帰路、解散。
所感報告:
天候は快晴で、雪山初級には最適でした。アイゼンは全くの初心者はおらず、装着しづらい方には周囲の協力もあり、良い雰囲気で出発いたしました。しばし広々した雪原を進む中、縞枯山荘の美しい三角屋根が現れ心躍ります。その後、苔と岩々が雪に隠れた登りで、縞枯山へは標高差170mほどですが、地味に堪えました。山頂は分岐標に小さな記載がありましたが、暫くなだらかな縞枯れ現象を起こしているコメツガなどの針葉樹が続き、その全体が山頂という印象です。縞枯れは帯状に生じ新陳代謝をしているそうで、その風情を十分味わえました。続く茶臼山では南八ヶ岳の秀峰が勢ぞろいで眺められました。
しばらく下ると冬期通行止めとなるR299が現れ、すぐ前に麦草ヒュッテがあり時間通り到着。便利な位置にあるのが分かります。3部屋の個室に分かれるも、夕食時刻まで一つの個室に集まり歓談、乾杯。コタツやストーブがあり、暖かく宿泊できました。食事も美味しかったです。
2日目はほぼ定刻に出発。雨池までは標高差60mで気持ちの良い樹林帯ですが、雪に隠れた木道は踏み外し易く、意外に緊張感がありました。雨池には予定10分過ぎ位で到着。ここでルートを検討。池周りに戻る又は進むか、池の上を行くか。結氷した池も池周りも、池周囲の風通りの為かトレースがありません。皆で協議の結果、出来るだけ外側浅瀬の池上が“氷上でも安全で、できるだけ短距離で、ラッセルも少ない“ との合議でルートを決定(SL朝井の判断としても、前週に同じ北八ヶ岳の白駒池で結氷池上を安全に歩行した経験を踏まえました)。
飯塚CLを先頭に進みましたが、15㎝程の新雪で徐々に疲労も出てきた為、途中で塚越さんが変わって下さいました。新雪の池上渡りは、緊張と新鮮な経験でした。渡り切り山道になった所で休憩。暫くして、雨池峠への急登を、案内に従い新道で登ります。
アクシデントは特になく進みましたが、雨池峠到着が計画の1時間20分オーバーでした。この雨池到着~雨池峠間が、今回の山行で予定時間を超過した区間でした。それにより、北横岳は中止と致しました。原因は、計画段階で近年の支部山行計画を土台とし、しかし、それが元々、この区間が標準タイムより短めの計画であった事と、その山行自体、実際は別ルートで実施されたにも関わらず、報告書ではなく計画書を参照してしまった事が、担当としてやってはならない過ちでした。本来ならば標準タイムを確認した上で、更に雪山を加味しての割増し分、休憩時間、池を渡る(又は周る)時間が必要ですが、それらが全て不足しており、その分を計算すると丁度、当日の実施タイム位でした。CLには事前に計画の確認をして頂きましたが、本計画の土台をまとめたSLが最も計画責任を果たせておらず、参加者に大変申し訳なく思います。
当日の、その後の行程は、雨池峠を過ぎた地点で、2日目のみ参加の那須さんと合流し、11:30坪庭入口に到着。北横岳へは、本日沢山の登山者が入山しており、すれ違いでのタイムロスも更に念頭に置く必要もある事から、北横岳登頂は完全に中止を決定しました。代案で、坪庭を周遊することとして、景色を味わいながら、11:55RW山頂駅前で終了。帰りのバス便まで時間がある為、山頂駅と山麓駅の休憩所で飲食をし、解散となりました。
今回は、思わぬ時間の読み違いがあり、最後の北横岳へは行けませんでしたが、縞枯山や、雨池にも行けて良かったと参加者からの声を頂き、感謝と共に自己の経験を深め、学ばせて頂いた山行でした。(記:山行委員 朝井紀久子)









