自然保護委員会 自然観察山行(会津駒ケ岳・尾瀬)
観察会の報告(pdf版)はこちら → 観察山行報告
- 日 程 2025年7月26日~27日
- 場 所 会津駒ケ岳及び尾瀬
- 参加者 CL 山崎保夫・東 洋子・平井 孝
- 交通機関 東武鉄道「尾瀬夜行」・会津バス
- 宿 泊 福島県桧枝岐村 民宿「松源」
1日目(7月26日(土))天候 晴れ 下山時、登山口近くで雨に降られる。
会津駒ケ岳滝沢橋登山口6:30→登山口6:55→水場9:00→駒の小屋11:00→山頂11:30→昼食 (駒の小屋直下ベンチ)11:40→水場14:40→登山口15:30→滝沢橋登山口15:50
尾瀬夜行(東武鉄道リバティ3両編成ほぼ満席)で会津高原尾瀬口駅から5:00発、会津バス(沼山峠行き)に乗車。会津駒ケ岳滝沢橋で下車。いよいよ登山開始。途中の駐車場には20台以上の車が駐車してあった。登山口階段を登り始める。ここから登山道が始まる。駒の小屋と頂上が眺望できる処で休憩。ワタスゲの群生が広がっていた。
頂上から下山後、駒の小屋直下のベンチで昼食を摂る。駒の大池にはカエル(名は不明)の声が聞こえていた。昼食と長い休憩を取った。天気模様が怪しくなったので下山する。
途中の水場を過ぎたあたりからぽつぽつと雨が落ちてきた。雨具を着用し足早に下山した。会津駒ケ岳滝沢橋に下山して、宿に連絡するとご主人が車で迎えに来てくれて助かった。投宿後、近くの温泉「燧の湯」で汗をながした。宿のカードを提示すると入湯料金1,000円は無料だった。広くて良い温泉である。夕食は山菜の天ぷら(山椒魚もあった)と裁ち蕎麦や山の幸を主食にした料理で大満足であった。
2日目(7月27日(日))天候 晴れ
宿7:50→(会津バス)中土合停留所8:05→尾瀬沼山峠9:00→小淵沢田代分岐10:00→小淵沢田代10:40→尾瀬ビジターセンター11:40(昼食)→小淵沢田代分岐12:40→展望台13:20→尾瀬沼山峠13:50→15:10(会津バス)→会津田島駅17:20 17:48発浅草行きリバティで帰路
宿(民宿松源)のご主人に車でバス停まで送って頂く。8:05のバスで尾瀬御池経由で尾瀬沼山峠へ9:00に着く。木道を歩くと尾瀬への入り口で鹿の防護柵が設置されていた。またわなも設置されていることが掲示板から確認された。後ほど立ち寄った尾瀬沼ビジターセンターの職員の話では近年、シカの食害が酷く、特にニッコウキスゲの被害が甚大との事だった。
小淵沢田代分岐から小淵沢田代経由で尾瀬沼湖畔へ迂回した。ここで鹿の糞と足跡を確認。花は期待できなかった。尾瀬沼ビジターセンターへ立ち寄り見学をした。その後近くのベンチで昼食を済ませ、足早に沼山峠へ向かった。途中さまざまな花に出会ったがより多くの花と出会うには6月から7月中旬あたりが良さそうだ。13:50に沼山峠に到着。15:10のバスを待ちながらひと時を過ごす。公共交通機関を利用したことで往復の運転の心配もなく心にゆとりができ楽しい2日間の山行であった。 (記:山崎保夫)