メニュー

日本山岳会 埼玉支部

2025年 6月山行 甲武信ヶ岳(百名山)」ご報告

2025年6月 【甲武信ヶ岳】 山行報告 (日本百名山 グレード:☆☆)

報告文(pdf版)はこちら → 山行報告

日程     :6月22日(日)

場所     :甲武信ヶ岳(2,475m)

天候     :晴れ

参加者  :磯崎、鈴木、関口、那須、宮﨑、CL小玉、SL田中(健) 計7名

行程     :毛木平登山口 6:45→滑滝  8:45→千曲川・信濃川源流部 10:50→甲武信ヶ岳 12:00→千曲川・信濃川源流部 13:20→滑滝 14:30→毛木平 15:50→解散   (約9時間 約15km)

冬のある日、梅雨の最中となる今回の登山計画を聞いた時は、雨を半ば覚悟していました。しかし、当日は思いがけず晴天に恵まれ、高地の初夏らしい涼やかな気候のもと、千曲川・信濃川の源流を辿り、さらに山頂からは富士山の姿まで望むことができました。

出発は毛木平の駐車場から。晴れ予報の週末とあって朝6時半の時点で満車。路肩に多数の車が溢れていました。各地から集まったメンバーは車に分乗して現地集合。予定よりやや早めの行動開始となりました。

道中は渓流沿いの道を進みます。水辺に近づくと空気がひんやりとし、苔むした風景が広がります。緩やかな登りが続きますが、水の流れは標高が上がるにつれて徐々に細くなり、源流地点では風呂桶程度の小さな窪みに清水が集まり、原初の流れを音もなく作り出している様子が確認できました。

そこは標高2000メートルを超える高地でもあり、高山病に苦しまされたメンバーはCLやベテランメンバーと共に下山し、残りのメンバーはSLと共に山頂を目指すことに。

ここから先は急登となり、標高差400mを一気に登ります。予定した時刻に登頂。山頂から見る富士には雪化粧がなく、途中、挨拶を交わした御仁が今日の富士は素肌美人!としきりに感嘆していたのが印象的でした。下山中、先行するメンバーと合流。標高が下がるにつれて高山病の症状も和らぎ、全員で毛木平に戻ることができました。  (記:田中)

日本山岳会本部

pagetop