南高尾「湖の道」山行報告
山行報告(pdf版)はこちら → 山行報告
1.日 程: 2025年2月16日(日)
2.場 所: 高尾山(599m)
3.集 合: 2/16(日) 京王線高尾山口駅 改札口前7時00分
4.行 程: 【コース】高尾山口駅7:10 → 草戸山8:50→ 榎窪山9:25 → 泰光寺山9:45 → 入沢山10:25 → 中沢山11:05 → コンピラ山11:35(ゆっくり昼食)→ 大洞山12:10→ 大垂水峠 → 一丁平13:15(wc) → 高尾山14:00 → 琵琶滝15:35 → 高尾山口駅着16:00 全17.9km 行動時間 約8時間半(休憩込)、累積標高差 約1300m
【行程概要】
高尾山口駅前に7:00集合。事前欠席1名、当日欠席1名の連絡を受け、10名で7:10出発。数日前には雨が心配された天気は穏やかな小春日和に変わった!。
南高尾・湖の道ルートはアップダウンを繰り返して10座、約17キロの道のりを、各ピークには「巻道」が設けられているが、今回はとにかく『巻かない道』で行く。富士山や南アルプス、湖越しの丹沢山系の眺望や倒木の一刀彫りの造形など随所で見どころがあり飽きない。最初に尾根に上がった四辻で、すぐ衣服調整。暫くすると真っ白な富士山の頭、南アルプスも見えた。草が枯れて見通し良く、冬ならではの眺望に、キツイ登りも時折慰めてもらう。徐々に気温が上がってきたので、汗ばむくらいになり、尾根に吹きあがる風が心地よかった。半袖になる元気な方もいた。小休憩で行動食をとり、こまめに水分を取りながら進む。ピッチが気持ち早めであったのはコンピラ山でお昼の大休憩をゆっくり取るため。お昼休憩ではリュックから思い思いのオヤツが出てきて振る舞われた。お菓子、お手製のパン、お漬物まで。グループ登山の良いところであり和気藹々だ。これまでのハードだった疲れがやわらぎ、しっかり元気を回復して、後半へ。
大垂水峠まではすれ違えない細い下り道。ここから次は一丁平への登りがキツいのだが、多少の泥濘みをゆっくりすすみ、一丁平園地でトイレ休憩。ここまでくれば難所は乗り切れたとホッとする。さすがは高尾山。山頂に近くなると人出が凄い。下山路は3号路~2号路と静かな山道。橋を幾つか渡り、琵琶滝を過ぎて高尾ケーブル駅前にほぼ予定通り15:50到着。メンバーから『17キロ』歩き切ったね!と嬉しい声が上がった。このルートは高尾山口駅からグルっとハート型の軌跡を描いて周回できる。冬のトレーニングにピッタリだね、と好評でした。皆さん夏に向けてやる気満々なのだ。
日曜日の高尾山の雑踏を避けて計画より少し行程が長くなったが、地図に載っていない未踏のピーク高岩山と東山を制覇、普段行かない3号路まで歩けた。8時間半と長い行程だったが全員揃って怪我なく下山でき、本当に良かった。参加の皆さま、ありがとうございました。 (2025.2.16 CL 萩原 記)