2024年度 忘年山行「弓立山」のご報告
報告文(pdf版)はこちら → 山行報告
・日程:2024年12月14日(日)
・目的の山:弓立山 427m(ときがわ町)
・天候:晴れ 北風やや強い
・参加者:若林、渡辺(徹)、高橋(努)、小玉、稲越、鴨志田、野口、出口、朝井、齋藤(哲)、足立原、橋本、東、轟、小島、大室、金丸、立原、浅田、米山、平本(真)、平本(美)、市川、奥田、田中(利)、古川(SL)、坂倉(CL) 計27名
・行程:明覚駅10:00→ 11:00元保育園登山口→ 桃ノ木登山口からの尾根に合流 →11:40男鹿岩→ 12:00弓立山山頂12:40→ 13:40桃ノ木登山口 3時間40分 5.5km
今回の山行は、当初、明覚駅から金比羅山(バリエーションルート)を経由して、弓立山の元保育園登山口に向かう計画だったが、うれしいことに申込み人数が予想を大幅に上回ったため、安全を最優先に考慮し、当初のルートを変更することにした。計画のルートの金比羅山は急なアップダウンを繰り返し足元も悪いため、大人数でここを経由すると時間的に焦りが生じてしまうと判断、車道歩きは長くなるが、金比羅山は通らずに、駅から直接、弓立山の元保育園登山口に向かうこととした。また、集合場所は基本ルートの明覚駅か、各自で弓立山山頂まで行って頂く山頂集合かのいずれかとした。山頂で全員が集まったのち、下山は参加者皆で桃ノ木登山口に下りた。明覚駅から出発する19名と、山頂で集合した8名の計27名のパーティである。
【10:00明覚駅出発】
快晴ではあるが、風が強いことが気になりつつも、日が当たる場所は12月にしては暖かい。全員が揃うのを駅の待合室で待ちながら、若林さんにご協力頂き、懇親会に参加される方から会費の集金をする。予定通り、10時ぴったりの出発。今回SL古川さんが膝の故障で登山ができず、車でサポートしてくださることになった。山行を古川さんに頼ってしまっていたのでとても不安だ。まずは車道を1時間歩く。風が強くて体感は10度を下回っている。早く山の中に入りたいと思う。途中、「弓立山登山口」と書かれた看板があり、そこは下山で降りてきた時の登山口で、行きでは使わないのだが、道を間違えているのではと不安に思われた方もいたようだ。
【11:00元保育園登山口着】
予定通りに登山口に到着。少し休憩してから山道に入る。ここは道標も何もない道で、分岐でヤマレコの地図を確認したのだが、間違えて進んでしまった。後ろから指摘して頂き、すぐに引き返したので事なきを得たが、気を付けなければと改めて思った。本線に合流してからは、ゆっくりと全員の足並みが揃うようにペースを合わせる。特に遅れる方もいなく、落ち葉に足を滑らせないように慎重に足を運ぶ。急な岩場や歩幅が合わない階段などあったが、 皆さん難なく通過していた。
【12:00山頂到着】
予定より30分早く山頂に到着。先に着いていた山頂待ち合わせの8名と合流。全員で恒例の記念撮影をした。山頂からは澄んだ空気と快晴の青空の下、関東平野が一望できた。低山ながらも絶景だ。スカイツリーや赤城山なども見えるそうだ。山頂にトイレがあるのもありがたい。30分強休憩を取り、今回の山行のフルメンバーで下山開始。山頂近くは急なところもあるので、気を付けて下山する。この季節、花が咲いていないのが残念だが、枯れた落ち葉を踏む感触や、見上げればまだ残っている紅葉、そこから差し込む日の光に、山にいる幸せを感じる。30人近いパーティなので、対向者に道を譲るために足を止めたその時にも、冬山を身体いっぱいに受け止める。懇親会のお店のマイクロバスが登山口に迎えに来て下さるので、あまり早く着きすぎないように、ゆっくり調整しながら歩いていく。この間にもSL古川さんが、お店で懇親会の準備をしてくださっていた。トランシーバーで常に現状を報告し、アドバイスを受け心強かった。
【13:40桃ノ木登山口に下山完了】
27名の足並みが揃い、全員無事に下山。約束の時間より早かったが、お店の方が快く登山口までマイクロバスで迎えに来てくださった。古川さんの車と併せて、懇親会に参加されない方も全員がバスと車に乗ることができた。そうでないと車道を30分歩いて明覚駅に帰ることになるので大変助かった。
【懇親会】
参加者27名のうち、20名が明覚駅から徒歩3分の「割烹とき川」の懇親会に出席。お店の1階が我々で貸し切りとなる。今回の参加者の中で最年長である米山さんのご挨拶と、最年少の若林さんの乾杯の音頭で開宴となる。私が「飲み放題ではないので」などと余計なことを言ってしまったせいで、謙虚な皆さんは遠慮してしまったのではないだろうか(これが今回の山行での一番の反省点。汗)。一人1分の自己紹介を聞きながら、お料理も次々と運ばれてくる。そして今回のお楽しみのオークション。最低1円、最高3,000円までで競り落とすルールだ。手作りお菓子、Tシャツ、プロテイン、ポストカード、手ぬぐい、手袋、アームカバー、ヤッケなどなど。高橋さん出品の30Lのミレーのザックは一番人気だった。電車の時間に合わせ、宴もたけなわの中お開きとなった。(皆さん十分飲めただろうか。心配)
そして、今回のオークションの寄付金と会費の余剰金は、ふれあい登山でお世話になっている「一般社団法人 埼玉県障害者スポーツ協会」に寄付させて頂くことを、参加の皆さまにご了解いただいた。後日、参加者の方に会計報告をした後、振込にて寄付をした。ご参加の皆さまには厚く感謝の意をお伝えしたい。ありがとうございました。 (坂倉理恵)