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日本山岳会 埼玉支部

2024年度 12月 月例山行「沼津アルプス」山行報告

2024年12月 月例山行「沼津アルプス」山行報告  グレード☆+

山行報告(pdf版)はこちら → 山行報告

*日程 前泊2024年12月6日(金)

山行日:2024年12月7日(土)

*場所:沼津アルプス 最高峰/鷲頭山(392m)

*参加者:渡辺CL、大野SL、朝井、塚越、行方、平本(美)、平本(真)、宮崎、吉田、9名

*集合:JR沼津駅前南口(6:30)

*天候:晴れ

*行程:7:00登山口/八重坂峠→7:40横山→8:30徳倉山→9:50志下山→10:40小鷲頭山→11:00鷲頭山→12:15多比口峠→12:30大平山→12:50多比口峠→13:30多比バス停~14:15沼津駅   歩行距離8.6km、時間約6.5時間(休憩含む)

*装備:日帰り登山装備 雨具、昼食、行動食、非常食、飲料水、救急用品、防寒着等

*共同装備:支部旗、救急用品

*行程概要:

今回の山行は、沼津駅周辺に前泊して、当日駅前に6時半集合、最初に目指す横山の登山口(八重坂)まではタクシー移動しました。朝は少し冷え込みましたが、天気も良く日が上がるとともに心地よい山行日和となりました。風がちょっと強かったですが、何れの場所でも眺望が良く山行を楽しむことが出来ました。

7時に八重坂峠を出発し、いきなりロープありの急登から始まりました。40分程で最初のピーク横山に到着。小休止後100m程下り、鞍部の横山峠を経て次のピーク徳倉山に向かいます。徳倉山は横山より少し高く256m。三角点が置かれ、駿河湾から富士山の眺望が素晴らしいです。この後、急坂を下り、また登りの繰り返しになります。太平洋戦争末期に掘られた機関銃銃座跡、中将岩横を通過して沼津アルプス最大の難所鷲頭山の登りです。急登が緩やかになると小鷲頭山です。もう一登りで最高峰鷲頭山です。ほぼ予定通りの11時着でした。食事休憩後、下っていくと多比峠。岩尾根にウバメガシ(備長炭原料で有名)の群生の中を歩き、多比口峠に到着。ここを右に下ればバス停ですが、直進して最後のピーク大平山に向かいます。ピークで小休止後、多比口まで戻り多比バス停へと下ります。13:30皆さん無事に、バス停に到着しました。

沼津アルプスは、400m以下の低山で7山7峠をつなぐ初級者向けの山として案内されていますが、各山とも急登と急な下りの繰り返しで、縦走はかなりの健脚向きです。しかし七つの山それぞれ少し下った峠(鞍部)からはそのままバス停まで下れますので、体力に応じて楽しめるということになります。地元ボランティアの皆さんの手作りの案内があり、道迷いもほとんどありません。富士山、駿河湾、天城などの絶景を望むこともできます。急坂の登り下りには、いずれも鎖、ロープが整備されていますので慎重に登り下りすれば危険はありません。楽しい山行でした。皆さん一度行かれたら宜しいかと思います。   (記)大野

日本山岳会本部

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