埼玉支部「田部井淳子さんを偲ぶ命日登山(三支部合同懇親山行)」報告 |

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今回は埼玉支部担当で「南関東ブロック三支部合同懇親山行・田部井淳子さんを偲ぶ命日登山」が開催されました。

従来は東京多摩支部、神奈川支部、埼玉支部の三支部での開催とされて来ましたが、今回は首都圏他多くの会員の皆様に参加を募りました。

10月20日は女性として世界で初めて世界最高峰のエベレスト、および七大陸最高峰への登頂に成功した田部井淳子さん(1939～2016)の命日です。

かつて田部井さんが訓練と晩年リハビリに歩いていた日高市にある日和田山(305m)～物見山(375m)を歩きました。

参加者は埼玉支部16名、東京多摩支部11名、神奈川支部1名、千葉支部3名本部、首都圏から2名と33名の会員の皆様が参加されました。

当日は西武池袋線9時に高麗(コマ)駅に集合、各支部代表よりご挨拶いただき、9時半に日和田山登山口に向けて出発。前日は強風がありヒヤヒヤしていましたが、好天に恵まれ里の空気も澄んで爽やかに感じられました。

登山口には田部井さんの「日和田山からエベレストまで」と刻まれた記念碑があります。やがて一の鳥居の先には女坂、男坂とあり田部井さんはリハビリで歩かれたとき体調が良い時は男坂、すぐれない時は女坂を歩かれたそうです。当日、私たちは基本コースを女坂の往復としました。

金刀比羅神社、日和田山と経由し高指山下の道からは特徴ある大岳山の姿がくっきりと観えていました。

正午、物見山山頂に着くと既に30人ほどの人が集まっていました。

合同懇親山行で登って来た私たちにご主人の政伸さんからお礼のご挨拶があり、ご子息の信也さんからは田部井さんの遺志を継いで頑張っておられる「東北の高校生の富士登山」についてお話がありました。

その後、額縁に飾られた田部井淳子さんを囲んで全員で記念撮影。最後は淳子さんが作詞された『山ってやっぱり楽しいよ！』を歌いながら偉大だった田部井淳子さんを偲びました。　　　　　　(記：埼玉支部事務局長　林信行)