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日本山岳会 埼玉支部

2023年度 8月月例山行 「北アルプス 針ノ木岳・蓮華岳」報告

8月月例山行 「 針ノ木岳・蓮華岳」 報告

*日 程:2023年8月26日(土)~27日(日) 1泊2日

*場 所:針ノ木岳2,820m、蓮華岳2,799m(北アルプス)

*参加者:高倉洋一、萩原みか、塚越和子、行方真由美、倉﨑知恵、那須朋美、稲越洋一(SL)、朝井紀久子(CL) 計8名

*天 候:両日、晴れ時々曇り、風なし、暑すぎず。山の上ほど霧がちながらも雲の動きにて眺望は所々で望めた。1日目朝は快晴、徐々に雲が湧き、蓮華岳登山時は霧がち。小屋泊の夜間に激しい雷雨。翌朝濃霧、針ノ木岳登山時は霧の晴れ間あり。

*行 程:集合場所へはそれぞれで移動(①夜行バス ②麓前泊+タクシー ③自車)

8/26(土) 5:30扇沢駅集合 5:50針ノ木岳登山口→7:10大沢小屋7:20→(針ノ木雪渓横・夏道、渡渉・岩場あり)→10:55針ノ木峠・針ノ木小屋(チェックイン・デポ)11:15→ 13:05蓮華岳13:25 →14:10 針ノ木小屋(泊)

8/27(日) (朝食・デポ)針ノ木小屋5:30 →6:30針ノ木岳7:15 →8:00 針ノ木小屋(荷物準備・トイレ)8:30 →(針ノ木雪渓横・夏道、渡渉・岩場あり) → 10:50大沢小屋11:00 →12:00 針ノ木岳登山口・扇沢駅(下山)。温泉後解散。(1日目8時間20分、2日目6時間30分/歩行距離15.4 Km/標高差1,397m)

【概要】           pdf版はこちら → 山行報告

数日前からの天候不安定さで、催行自体を直前まで検討。稲越SLの詳細な予報分析と共に、皆さんの意識も高まる雰囲気を感じました。当日朝は快晴で安堵の登山開始。7月下見時の雪渓登りと比べ、8月は雪渓も消滅し、鎖を伴う険しい岩場の夏道となりました。しかし参加者の皆さん、慎重に問題なく通過され、ほっとしました。沢の水量も少なく渡渉も危険なし。前上方に針ノ木岳へと続く峡谷、後方に爺ヶ岳が美しくそびえます。そして足元には晩夏の花が点在し、詳しい参加者が名を語られます。

 途中から山岳救助隊員(遭難防止常駐隊)の方が偶然同行され、楽しいお話も聞けました。そうした景観や会話と、思いのほか楽だった気温に助けられ、標高差ある急登を何とか登り、針ノ木峠・小屋に早めに到着できました。

小屋にデポ後、体調を自己申告頂き、登山可能な7名で蓮華岳へ。麓に比べ霧がかっている中ですが、雲の流れで、すーっと眺望も開ける時もあり、美しい稜線と、明日登る針ノ木岳も垣間見えました。群落が有名なコマクサは、最盛期は過ぎたものの、僅かにその姿を見せてくれました。

翌朝の晴れ予報にて予め早出を計画。夜の雷雨は思いのほか激しく、早朝の一瞬は、小屋から美しい穂高連峰や槍ヶ岳などが見え感激するも、間もなく周囲一面濃霧に。ここで最新の天気予報を得た稲越SLが、針ノ木岳への出発を30分遅らせる事を提案。これが最良に功を奏し、登山開始時こそ濃霧の中ながら、徐々に視界が開け、登頂時に抜群のタイミングで、眼下に黒部湖、その先に立山三山と剱岳など連なる峰々の眺望を目にすることが出来ました。先に登った方々が視界なく残念に下山して行った後で訪れているこの僅かな時間は、奇跡的とも思え、自然との巡り合わせと、参加者の日頃の行い?(笑)に感謝しました。

後立山連峰や南アルプス方面まで、360°のパノラマを堪能後、下山開始。針ノ木岳山頂から爺ヶ岳まで続く、美しい「針ノ木岳サーキット」と呼ばれる稜線や、霧がうすれ徐々に姿を見せる朝焼けの針ノ木の峡谷。その眺望をしみじみ味わいながら、下山しました。標高差とロングコースにて疲労もあったかと思いますが、適宜休憩を入れ足並みが揃い、山行することができました。下山後、車で15分の所にある温泉(薬師の湯)も有難かったです。

 

日本山岳会本部

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