妙義山のバリエーションルート・星穴岳へ行ってきました.
神社に登山の無事をお祈りして出発!
いきなりの急登を終え、ハーネスを装着.
ここから先は、気の緩められない岩場が延々と続くのです!
◾️岩とロープと私と先輩
今ふりかえってみると、
最初のトラバースがその先のどの岩場よりも
緊張感があったように思います….
そんな岩場では「落っこちないように」と、
大先輩の皆様がロープを出してくれました.
そのロープさばきの美しさたるや…!
改めて、先輩方の歩んできた時間・努力に心から尊敬した瞬間でした.

◾️若葉の色
“スリリング”なんていうひと言では片付けられない
想像以上の緊張感に包まれながらも、
足元に広がる淡い新緑の世界に目を向けると
束の間の”癒し”を感じることができました.

◾️懸垂下降のオンパレード
まだまだ経験値の低い私にとって、
こんなに懸垂下降をする山に来たのは初めてでした!
何週間も前から何度も練習したはずなのですが…
現場に来るとあまりの緊張に頭が真っ白になり
できていたはずのことも、一体どうやるのか分からなくなるものですね….
けれど一歩間違えれば、とんでもないことになる所,
何度も指差し確認をし、先輩にも見ていただき、遂に下降開始!
先輩達のようにスイスイ〜とは降りられませんが..
【焦らず…自分のペースで…右手を絶対に離さない…】と
心の中で復唱しながら、なが–––––い岩場を降りました.
いつか私も、先輩達のようにスイスイ〜と降りられるように
精進します!

◾️初めての空中懸垂
星穴岳のクライマックスは空中懸垂です!
半年以上前から、この日のために密かに特訓をしていた空中懸垂.
本物の岩場で実践するのは初めてです.
特訓とはまったく異なる環境に
心臓が音を立てているのが分かりました.
どこから足が離れるのか….?
どのくらい長い下降なのか…?
先が見えない中、勇気をだしてスタート!
いよいよ足が岩から離れるしかない…という状況になった瞬間
自分でも聞いたことの無い不安そうな声が出ました….
そこからは空中ぶらさがり!
言葉で表現できない、不思議な感覚.
あんなに怖がっていたのに、着地した瞬間、
「あ〜終わっちゃった. またしたいな.」
そう思ったのは、本心です.

◾️大きな挑戦と先輩への感謝
山岳会に入った数年前.
こんなルートに自分が来られるとは思ってもいなかったです.
けれど、決して「登れた」なんて言えません.
安全に登って降りられるように、大先輩のみなさまが
数多くのサポートをしてくださったおかげです.
山岳会に入って、こんな先輩方と一緒に登れて
本当によかったと心から思った山行でした.
いつの日か、自分でも胸を張って「登れた」と言えるように、
もっともっと練習しなきゃ!と思います.
充実した1日を
共に過ごしてくださった山仲間に、心からの感謝を!

(報告・中島)

