− ゴーキョピークへ行こう −
信頼する山の師匠からのそんなひと言に、心が躍った.
初めて聞くそのピークへ行くと絶景が待っているという.
これはきっと、今、行くしかない!
海外での17日間のトレッキング.
目指すピークは5,357m.
2024年12月. 人生最大の冒険がはじまった.
◾️装備

新たに買い足したのは、ちょっと分厚いダウンだけ.
日本の秋登山と同じ装備をパッキングした.
砂埃が舞うネパールトレッキングに欠かせない、
マスク・のど飴・ティッシュは大量に持参.
トレッキング中はシャワーを浴びれないので、
汗拭きシートも多めに用意.
これで支度は整った!
◾️タイ航空でネパールへ
ネパールには成田から直行便も出ている.
しかし今回は、ご飯の美味しさとバンコク乗り換えに興味が湧き、
タイ航空を選択した.
成田からバンコクまでの機内は快適そのものだった!
3席を1人で占有.
タイ料理の機内食は辛くて水をガブ飲みしたものの、美味しくて完食.
幸先の良い旅のスタートとなった.
◾️カトマンズにて友人と市内観光
2023年 Annapurna Base Campまでのトレッキングで
お世話になった現地のガイドさんとその後も交流が続き、
今回は「トレッキング開始前にカトマンズで会いましょう」と時間をつくってくれた.

まず訪れたのはBouddhanath(ボダナート)という
チベット仏教の聖地.
「今回は高所へ行くからトレッキングの安全を祈願しましょう」と、
一緒に祈ってくれた.
歩いていると、友人の親戚・ご家族の何人かにお会いした.
こんな偶然があるんだね〜と聞くと
「みんな毎日ここへお祈りに来てるんだよ」と教えてくれた.
祈りが暮らしの一部になっていることを実感した瞬間だった.


お祈りの後は、バイクに乗って市内へ繰り出した.
訪れたことのある方は想像がつくと思うが
カトマンズの街は混沌そのもの!
車線や交通ルールなんて、あって無いようなもの.
挨拶なのか?と思うほど、クラクションの音があちこちで響いている.
そんな道をバイクに乗って走る日が
私の人生に訪れるとは予期していなかった.
けれど思いの外バイクは安定しており、乗り心地はよかった.
抜いたり抜かされたり、隣の車線から突然車が曲がってきたり…と
緊張感は続くが楽しいドライブだった.
カトマンズ名物・ぐるぐる巻きの電線とも1年ぶりに再会し、
楽しい旅の幕開けを予感させる1日を過ごせた.
友よ、ありがとう!
◾️チベット料理の老舗・Utseにて決起集会
カトマンズ市内にある
チベット料理の老舗レストランUtse -ウッツェ-
群馬の岳人の大先輩であり
今回のトレッキングのバラサーブ・八木原さんが
若かりし頃にカトマンズへ来た頃からお世話になっているお店.
「Yagiharaが来る!」と
この日はUtseのご家族が大集合して待っていてくれた.
八木原さんを見るやいなや、嬉しそうに微笑むお母さんと娘さん.
八木原さんご自身も、見たことのない程やさしい笑顔でハグをする.
周りにいる私たちまで、心があたたかくなった瞬間だった.
名物・ギャコック鍋と
稗のお酒・Tongba -トンバ- を味わいながら、
昔話とこれから行くトレッキングの話に花が咲く.

いよいよ明日から大冒険の始まり!
到達したことのない高度への不安がありつつも、
どんな景色が待ち受けているんだろう!という楽しみと
旅先での出逢いに胸が踊り、幸せな夜を過ごしたのだった.
Day 1 – 2 | Dec. 6-7, 2024
Narita – Bangkok – Kathmandu
(報告・中島)

