史跡をめぐる山歩き
太田金山は群馬県東部の中心都市・太田市街地北に位置する。北の八王子丘陵とは切り離され、平野に浮かぶ島のような丘陵地となっている、標高239メートルの低山だが、山麓の大光院や金龍寺、そして山頂部にある国の史跡金山城跡と新田神社など、歴史をたどる山歩きが楽しめる。大光院は徳川家康の建立で、創建にあたった呑竜上人にちなみ呑竜様、子育て呑竜として親しまれている。また金龍寺は新田義貞追善のため創建され、寺域には新田義貞公供養塔(太田市指定重要文化財)がある。山頂部一帯は金山城跡で国の史跡に指定されている。
山頂へのコースはいくつかあるが、市街地北、南麓の標高60メートルほどにある金龍寺からの山頂往復がおすすめ。駐車場は寺の周囲にある。金龍寺裏の新田義貞公供養塔を見学してから山道に入ろう。岩が露出した登りもあるが、それほど急ではなく500メートルほど歩くとあずまやまがあり、大光院からの道と合流する。ここから少し急斜面となる。段差の大きな部分もあるが、尾根に登り上げれば、後はおおむねゆるやかな尾根道が本丸跡の山頂部へと続いている。道標も分岐ごとにあるので
新田神社・本丸を目指して登ろう。樹林の切れ目からは北の赤城山方面、南の大田市街地が望める。晴れた日には東京都心のビル群やスカイツリー、筑波山が眺められる。
新田神社境内とその下の休憩施設のある広場が休憩の適地。トイレ、水場もある。帰路もいろいろなコースを選べるが、往路を引き返すのが安心(根)。

