初冬の谷川岳一ノ倉沢新道歩きからマルチピッチ、夜の学習会まで充実の内容
2025年11月29日、日本山岳会若手会員による群馬支部ユース合宿が開かれた。谷川岳湯檜曽川沿いをトレッキングし、新道を歩いて虹芝寮までを往復。初めて顔を合わせる会員もいたがすぐに溶け込み、声を掛け合いながら西黒沢やマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢を無事渡渉。一ノ倉尾根を少し登ると、雪化粧をした馬蹄形の山々が輝く絶景を満喫。復路はブナやナラの植生や蛇紋滝を観察しインフォメーションセンター駐車場に戻る。15:00の閉館まで見学した後、白毛門登山口に移動し、簡単なマルチピッチ訓練。
夜は岳人御用達の民宿「なかじま」で美味しい食事を食べながら谷川岳について学ぶ。宿では、ユネスコエコパーク関係者と合流し、自然環境と人間の共生について考えたり、過去のJACヒマラヤ登山の記録動画を視聴したり、学びのある充実したユース合宿となった。(田)

