日本山岳会第3代会長を語り継ぐ
11月3日、日本山岳会第3代会長の木暮理太郎翁を偲ぶ会が、木暮理太郎翁の足跡を語り継ぐ会と日本山岳会群馬支部の共催で、太田市寺井町の生家近くに建つ生誕地の碑前で開かれた。
両団体の共催となって2年目、長年、理太郎翁の顕彰活動を続けてきた地元関係者と日本山岳会や日本山岳・スポーツクライミング協会の山岳関係者ら県内外から30人ほどが集まり、碑前祭のあとは煮ぼうとうでの昼食会で木暮理太郎と登山史を語りあい、意義ある時間を共有した。

木暮理太郎は1873(明治6)年、現在の太田市寺井町に生まれた。生誕之地の碑は1978(昭和53)年11月3日に地元の強戸山岳会によって建てられ、以来、同山岳会員が中心となって遺徳を偲んできた。2010(平成22)年には「木暮理太郎翁の足跡を偲ぶ会」が発足し偲ぶ会を11月3日に行ってきた。2013年に発足した群馬支部は2024年から共催として加わることとなった。

