盛夏の赤城・長七郎山

小沼は雨不足の影響か異常に水位が低下し、湖底が広く露出。
今日も学校登山の引率で赤城長七郎山へ。埼玉県南部の小学校の林間学校のサポート。5年生100人以上が小沼から水門を経て、南から賽の河原とその前後のやや急な斜面を登って山頂へ。雲が多く、残念ながら眺望はきかなかったが、トンボの大群に大感激。山登りは始めてという児童も多く、疲れたと言いながらも楽しめた様子。
このコースは小学生の学校登山には最適と思う。地蔵岳を登る学校も多いが、地蔵岳から小沼に下る階段の道は、歩幅が狭い低身長の子や脚力の弱い子にはちょっと厳しい。それに比べるとこちらは全体的に安全で危険個所が少ない。山頂北の東側が切れた尾根道は要注意だが、道幅もあり、声かけと見守りで注意して歩けば大丈夫。コースとしては全体的に短めだが、下山後に覚満淵を散策したり、長七郎を登る前におとぎの森周回を加えれば、それなりの距離になる。春のいろいろなツツジが咲く頃なら絶対のおすすめ。

雲は多めだったが、青空ものぞく
「山が僕の教室」。そんな格好いいことを言いながら授業をさぼって山を登っていた若いころを思い出した。彼ら彼女らが山登りを続けていくことを心から願う(根)。