和気あいあいと 令和6年度晩餐会
12月7日、日本山岳会の令和6年度年次晩餐会が、東京新宿の京王プラザホテルで開かれた。
午後1時からの記念講演は重廣恒夫隊長ら4名による「グレートヒマラヤトラバース報告」に始まり、秩父宮記念山岳賞受賞記念の「私のヒマラヤ山脈形成史の研究」(酒井治孝京都大学名誉教授)、「甦った神の鳥 雷鳥」(中村浩志信州大学名誉教授)の2題、そして特別講演の「夜の山に抱かれて撮る山岳夜景」(山岳写真家菊池哲男)と続く4部構成。多様な視点からの講演でそれぞれとても興味深いものだった。
午後5時からの晩餐会は橋本しをり会長のあいさつに始まり、物故会員への黙祷、新永年会員顕彰などがあり、鏡開きのあと、乾杯から懇談が始まった。今年はランダムな席配置を基本とし、テーブルマスターのリードで、日ごろ接することのない遠い支部の会員とも親密な懇親がはかれた。
その後は席間を移動しながら旧交を温めたり、再開を約束する光景も見られ、いつも以上に和気あいあいとした晩餐会となった。
群馬支部からは5名が参加し、全国の山仲間と活発な交流を持つことが出来た。