11月3日、日本山岳会第3代会長の木暮理太郎の生誕の地、太田市寺井町の蛇川河畔に立つ生誕地の碑前で、第15回となる「木暮理太郎翁を偲ぶ会(碑前祭)」が開かれ、地元で顕彰活動を続ける「木暮理太郎翁の足跡を語り継ぐ会」の会員のほか、日本山岳会の坂井広志元副会長(山岳祭プロジェクトリーダー)、奥秩父山ろくで木暮祭にかかわる北原孝浩同山梨支部前支部長、吉田直人群馬県山岳・スポーツクライミング連盟会長ら山岳関係者も多数出席した。
碑前祭の後は会場を近くの和食レストラン「新田乃荘」に移し、昼食をともにしながら懇談のひと時を共にした。同会会員の宮澤正樹氏による理太郎と写真の話などの講話も興味深く、理太郎の人となりに思いを馳せた。
今までも、群馬支部から碑前祭には毎年数人が参加し、碑前祭後の懇談会や総会でショートスピーチをおこなったりしてきたが、今回が正式に群馬支部が共催に加わった最初の碑前祭。日本山岳会120周年の山岳祭プロジェクトの一つとしてオーソライズされることを目指している。