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日本山岳会 群馬支部

雨の戦場ヶ原

男体山も雲の中

静まり返った湿原と森の中の道

6月11日、栃木県高原山の鶏頂山を予定していたが、一日雨模様の予報。梅雨時なので、「雨なら戦場ヶ原に」と決めていた通り、奥日光の戦場ヶ原へ。赤沼の駐車場に集合し、8時半出発。湯川沿いをたどる自然研究路を湯滝に向かう。ズミの見ごろは過ぎてしまったが、咲き残った白い花がさわやかだ。自然保護委員長の解説で、花に立ち止まり、木を見上げ、湿原を見渡し、鳥の声に耳を澄ます。

やがて樹林に入り、小滝を経て湯滝へと続くう回路をたどる。雨のせいか、湯滝の水量も多いようで豪快に流れ落ちていた。

迫力ある湯滝

雨も本降りにはならず、小田代原を歩くころにはほとんど気にならなくなるほど。新緑の緑がこんなにも明るいとは!空はどんよりとしていてもミズナラの森の明るさが心地良い。

小田代原からバスで赤沼へ戻る。ぐるっと10キロのハイキングはほとんど平坦な道だが、楽しく歩いて、心地よい疲れを覚えた。雨の湿原歩き、静かで落ち着いた時間が流れていた。

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