玉原高原でスノーシューハイク
自然観察と読図実習
3月5日(日)、上州武尊山の西側山腹に広がる玉原でスノーシューハイク。春が急ぎ足で迫る中、今日も樹間から尼ヶ禿山やその奥に谷川連峰もくっきり望める絶好の山日和。心配した雪もたっぷりで、朝は適度に冷え込み雪質も上々。午後にはやや湿っぽく重い雪になったが、ブナなどの深い森に覆われた雪の斜面で存分にスノーシューを楽しんだ。
そして、この日のテーマは二つ。一つ目は冬の森の自然観察。冬芽を観察したり、ブナの巨木に作られた熊棚、そして野鳥観察なども。葉を落とした素顔のブナ林の中で、じっくりと自然に触れあえた。
二つ目は読図とルートファインディング。雪の積もった玉原の高原状の地形は、実戦的な講習にピッタリ。ベテランたちがちょっと迷う場面もあり、スマホやGPS機器を使わず、地図とコンパス、そして五感を働かせてのルートファインディングをじっくり学ぶこともできた。(根井)