雪山日和に恵まれた訓練山行

1月8日、個人山行ながら、新しく立ち上げる研修指導委員会のプレ企画として実施。支部会員９人が参加し、北八ヶ岳は北横岳へ。日本ピラタスのロープウェイで２２００ｍの山頂駅まで一気にアプローチ。

 

ほぼ快晴、微風の絶好の冬山日和。前日の予報を良い方に外してしまった。坪庭から急斜面を登り北横岳ヒュッテを経由し北横岳山頂を目指す。雪は踏み固められ、アイゼン歩行の基本を一歩一歩意識しながら登る。練習！練習！。練習はうそをつかない。いくら最新の装備を身に着けても付け焼刃ではダメなのだ。

 

 

 

山頂からは南八ヶ岳、南・中央アルプス、御岳、乗鞍、蓼科を一望。残念ながら北アルプスは雪雲の中だった。山頂で記念写真の後は急斜面を注意深く下山し、樹林帯を一気に下り、下部であらためて雪上訓練。初心者はピッケルの持ち方から始めて、斜面を登り、そこから滑落停止の基本形を何度も学んでもらった。

 

 

 

じっくり登って、特別枠の練習時間もとったので、ロープウェイの最終まであと30～40分ほどという時間まで、雪山を堪能した。初心者もベテランも十二分に楽しみ学んだ一日だった。