人気イベントが3年ぶり開催
8月11日(木)の山の日、谷川岳で「山の日イベントin谷川岳」が谷川岳エコツーリズム推進協議会と群馬県山岳団体連絡協議の主催、みなかみ町、同観光協会と群馬県の協力で、谷川岳インフォメーションセンター前の特設テントをベースに開かれました。
①西黒尾根から谷川岳登山、②谷川岳のハードコースを体験~頂はめざさず景観を楽しむ~、③みなかみスイーツと谷川岳の自然を満喫~沢ごとにスイーツ!?~の3コースのツアーのほか、谷川岳スタンプラリーや来場者へのぐんま県境稜線トレイルのタオルのプレゼントなども行われ、子どもからシニア世代まで夏空の広がる谷川岳での一日をおもいおもいに満喫していました。
日本山岳会群馬支部では③のみなかみスイーツと谷川岳の自然を満喫を25人の一般参加者とともに楽しみました。ガイドのリードとスタッフのサポートのもと地質地形と植物の2テーマでの自然観察を楽しみ、植物の不思議や谷川岳の生い立ちを学びました。
また、日本山岳・スポーツクライミング協会と群馬県山岳連盟の前会長で世界的ヒマラヤ登山家の八木原圀明会員(谷川岳山岳資料館長)による講演「谷川岳の話」も同センターで2回に分けて行われ、谷川岳の信仰登山や近代登山の歴史、谷川岳肩ノ小屋創建時の話など、谷川岳を登り続け、谷川岳に関わるさまざまな事柄に精通した同氏ならではの深みのある話に、訪れた多くの聴衆がうなずきながら耳を傾けていました。
山の日イベントin谷川岳はコロナ禍による中止もあり、3年ぶりの開催となりました。群馬県山岳団体連絡協議会は群馬県山岳連盟、群馬県勤労者山岳連盟と公益社団法人日本山岳会群馬支部の群馬県内山岳3団体により構成され、登山振興や安全登山普及などにあたっています。この日は各団体の会員がガイドや講師、サポート役で参加し、山の日を盛り上げました。