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日本山岳会 群馬支部

乗鞍岳

大雪渓から剣ヶ峰(左奥)を望む

お花畑と風雨の乗鞍岳

7月22日、朝9時前には乗鞍高原でメンバー5人が揃う。タクシーに乗り換え標高2400mの位ヶ原山荘へ。10時30分発、肩の小屋を経由して剣ヶ峰を目指した。雪解け水がほとばしる沢沿いを登り、自動車道路を2回横断してから大雪渓横のチングルマ、イワカガミ、コバイケイソウなどが咲き競うお花畑を眺めながら休み休み登る。

標高2800m近い肩の小屋へは2時前に到着。山頂は雲に覆われ、疲れたメンバーもいたので登頂は明朝とし、昼寝、生ビールとそれぞれに小屋でのんびりとした午後を過ごす。

沢を何度も渡り返して、高度を上げる

翌23日未明、3時に目を覚ますが、風雨。ご来光はあきらめ、ゆっくりと朝食を済ませてから8時に頂を目指して出発。9時に乗鞍主峰剣ヶ峰に立った。5人のうち3人ははじめての3000m峰。展望は得られなかったが、乗鞍岳の頂点は冷たい風雨で手荒い祝福。畳平まで下山し、シャトルバスで乗鞍高原へ。マイカーに乗り換え、仲間の待つ上高地へ向かった。(メンバー5人、リーダー根井)

霧の中のコマクサ群落

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