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日本山岳会 群馬支部

八間山・野反湖で自然観察会

八間山・野反湖畔は天上の花園

異例に早い梅雨明けも、その後、台風から変わった温低の停滞で関東地方はぐずついた天気に。
それでも、9日の野反湖周辺はまずまずの天気。群馬支部では支部会員のほか、家族や友人、知り合いなどにも呼掛け、会員ほか総勢20人で八間山・野反湖の花を満喫した。

湖畔から山麓までを広く覆うニッコウキスゲの黄色の絨毯。ガレ場に咲くコマクサ、登山道沿いにはウスユキソウ、ハクサンフウロ、ハナニガナ、ウラジロヨウラクなどなど。歩みを止めての花観察で登るペースは遅れがち。そんなのんびりペースを楽しむのが花の季節の山歩き。

八間山は個人的には55年前に登った初恋の山。あの頃と比べだいぶ樹林も育って、往年の面影は薄れてきたものの、急登はあいかわらず。それでも登りやすい道で、思い出にひたった楽しい山行だった。
下山後は湖畔近くに降りて、ニッコウキスゲの花園を散策。昔泊ったヒュッテを覗いて、遠い昔を思い返した。(根井記)

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