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日本山岳会 群馬支部

赤城古道調査 六道から姥子坂と前橋道

赤城外輪山上にある姥子峠。

赤城古道、六道から姥子峠越え

5月25日、冬季中断していた赤城古道調査を本格的に再開。今回は春先に一度、途中まで試登した六道から姥子峠への道を歩く。
特異な名称の六道から、ツツジやズミの花が迎える中、趣のあるしかも歩きやすい、いかにも麓の里人が通った古道という印象の姥子坂への道へ。最後は少し急になるが、それもわずかで、赤城を取り巻く外輪山のうち、西側の稜線上にある姥子峠に出て、新坂平へと下る。
本来はここからまっすぐ下って、三途の川を渡って、「地獄」へと入っていったのだろうが、今は牧柵を避けて右手から大きく迂回して下る。

花咲く古道

新坂平はその名の通り、新しく開けた道が登り上げた場所と思われる。ここからは同じく赤城古道の前橋道を探る。おそらくこの道が新坂であろう。赤城道路によって往時の面影も薄らいだ中、姫百合駐車場付近まで、古道の跡を探りながら下る。姫百合駐車場付近からは白川右岸に古道の歴史を訪ね、道祖神をカメラに収めたり、古くからの住人への聞き取り調査を行った。その結果、このあたりの古道の位置や往時の様子を確かめることもできた。

旧一の鳥居

帰路は小暮の旧一ノ鳥居を木暮神社に訪ねて解散した。
群馬支部から4人が参加した。

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