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日本山岳会 群馬支部

越後湯沢の名山「飯士山」へ

山頂から望む谷川連峰

飯士山を登り、仙ノ倉山荘に泊まる

5月21日、岩原スキー場の上にそびえる越後湯沢の名峰・飯士山(1111m)へ。スキーゲレンデ左手を登り、登山道に入る。
タムシバ、ミツバツツジの咲く道は結構な急登。ロープや鎖にも助けられ、滑りやすい斜面を登っていく。

山頂近くでは足元のイワウチワやイワカガミが出迎えてくれた。花々に励まされるように、山頂へ。

高曇りながら、山頂から残雪を豊富に抱く苗場山、谷川連峰、巻機山へと続く雄大なパノラマ。遠く越後三山もかすんでいた。とがった頂はまさに天空にいる感覚。

帰路は山頂ゲレンデトップに続く尾根をひと下りで、岩原スキー場の最上部。
ここからゲレンデを下る。迂回コースから正面に谷川連峰を眺めながらの開けたゲレンデの爽快な下りとなる。

今日はこのままでは帰らない。越後湯沢駅東口で千葉支部のお二人と合流し、
近くのスーパーで晩餐会の買い出し。買い出しを終えると大急ぎで向かった先は、
平標山、仙ノ倉山、万太郎山と続く谷川連峰西部の稜線に囲まれて建つ、
毛渡沢、仙ノ倉谷合流近くの、群馬大学の仙ノ倉山荘へ。歴史のある山小屋で豪雪の山だけにがっしりとした頑丈な小屋だ。
暗くなる前に、群馬支部からさらに一人、そして栃木支部の仲間も加わり、カメムシ退治をしながらの、楽しい晩餐会は夜更けるまで続いた。

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