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日本山岳会 群馬支部

赤城鍋割山で早春の大展望を

(写真1)荒山高原手前のガレ場も雪に覆われている

赤城鍋割山、今年はたっぷりの雪でお待ちしています

群馬を代表する名峰・赤城山は標高1828mの最高峰黒檜山に地蔵岳、鈴ヶ岳、荒山、鍋割山(1332m)を加えた「赤城五岳」など1500m前後の峰が並ぶカルデラ火山です。

今年は南岸低気圧による降雪や強い寒波により、赤城山も雪が多めのようで、最南端、関東平野を見渡す位置に立つ鍋割山の登山道も2月下旬で4~50㎝の積雪があります。

今日(2月24日)登った、姫百合駐車場から荒山高原に抜ける下半部最後の急登のガレ場も登山道はすっかり雪に覆われています(写真1)。

(写真2)鍋割山の尾根から南を望む

荒山と鍋割山の鞍部・荒山高原から南に延びる尾根をたどり鍋割山に向かいますが、この尾根上や鍋割山頂からは富士山、奥秩父、南アルプスがくっきりと望めました(写真2)。また眼下1200m下には前橋市街地が広がり、さらに関東平野がその先に扇を広げたように望めます。
この日は寒気の吹き出しで八ヶ岳から北の高峰は雪雲の中でしたが、冬型が緩んだタイミングで登れば、谷川連峰までぐるっと望めます。
2月末あたりから温かくなる予報ですが、3月上旬までの半月ほどが鍋割山の早春の旬。天気を見計らってぜひおいでください。なお、週末の姫百合駐車場は早い時間帯から満車になりますので、お早めに。前橋駅からバスの便もあります。また、まだまだ寒いので冬山登山の服装と軽アイゼンなどのすべり止めを用意しておいでください。車も冬用タイヤ必着です。

*詳しくは群馬支部へお気軽にお問合せください。お待ちしています。

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