読図実習、登山の基本を学ぶ
群馬県東部、太田市と桐生市にまたがる八王子丘陵。最高峰の茶臼山でも標高300m足らずという里山ですが、低山・丘陵ならではの迷いやすい地形、分岐の多い稜線の道、生活道や作業道と交差する山麓など、地図読みの実践の場として好適な山です。ここで、地元太田のハイキンググループとともに、読図実習を行いました。
分岐や傾斜が変化する地点、目立つピーク上など、随所で地図とコンパスを取り出して、地図の整置、現在地の確認をし、道標に頼らず進行方向を確かめるなど、じっくり地図と山に向き合いました。
冬の低山は展望が良いのも魅力。大きな赤城山を眺めながらの楽しい読図実習でした。